イベント

第22回シャンソン研究会開催報告

開催日時:11月9日(土)14時~18時 場所:信州大学人文学部 第4講義室 1. 三木原浩史(神戸大学名誉教授)「白井鐵造を巡る随想―リラとスミレとフリーダーと―」 2. 高岡優希(大阪大学非常勤講師)「作曲家ジェラール・ジュアネスト その珠玉の作品―ブレル,グレコ,そしてマリック」 3. 戸板律子(広島大学非常勤講師)「シャンソン・プリュス・ビフリュオレ,またはシャンソンと笑いのマジメな関係」 4. 吉田正明(信州大学人文学部教授)「ベルエポック期のシャンソン誌 « Paris qui chante »について」

今回は20余名の参加者があり、吉田正明代表の挨拶に続き、4本の研究発表が行われました。それぞれ、« Lilas blancs »(原曲はドイツ語の“Wenn der weiße Flieder wieder blüht”)から日本版「すみれの花咲く頃」の制作の経緯、作曲家ジュアネストと著名歌手たちのコラボレーション、シャンソン・プリュス・ビフリュオレによる多彩なパロディー的シャンソンの試み、シャンソン雑誌« Paris qui chante »の原資料の分析で、多くの貴重な新情報がもたらされました。これらの研究報告は機関誌「シャンソン・フランセーズ研究」に掲載される予定です。

シャンソン研究会では新たに会員になっていただける方を歓迎します。ご関心がおありの方は下記の連絡先までご一報ください。 信州大学人文学部 吉田正明研究室 E-mail: mayoshi[at]shinshu-u.ac.jp ([at]を@に変えて送信してください)

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