イベント

仏文ゼミ合宿2012

2012年度のフランス語学・フランス文学ゼミ合宿を8月28日(火)~29日(水)に伊東園ホテル稲取で行ないました。教員2名、学生10名、OB1名が参加しました。 初日は早朝に松本を出発。伊豆半島を目指し、途中、沼津港にて海鮮丼に舌鼓を打った後、深海水族館を見学。修善寺へと移動し、浄蓮の滝を訪れ、さらに旧天城トンネルへ。夕方、宿泊先に到着。夕食・入浴をすませた後、深夜までじっくりと卒論・修論リサーチミーティングを行いました。大学の教室よりもざっくばらんに語り合うことができ、研究指導のみならず、フランス文学やフランス文化全般をめぐる意見交換の機会となりました。

二日目の午前は城ヶ崎海岸を散策し、門脇の吊橋や灯台から伊豆大島を臨む絶景を堪能しました。ここで偶然、フランス人に遭遇。伊東のホテルにインターンシップに来ている方々とのこと。期せずしてフランス語会話を行う絶好の機会が到来しました。少し苦戦する学生もいましたが、全般にいろいろと応答でき、周りにいた他の日本人観光客は「え、この人たちフランス語で話してるの?」と驚いていました。信大生の面目躍如です。日頃の勉強と外国語サロンの実践が報われました。

午後は伊豆ガラスと工芸美術館を見学。フランス・ナンシー出身のガラス工芸の大家エミール・ガレなどの作品を収蔵した美術館で、19世紀終盤のパリでの万国博覧会を機に頭角を現したガレの足跡や異国趣味としてのジャポニスムの影響を詳しく知ることができました。そして伊豆クラフトハウスにて吹きガラスを体験。職人さんのアシストのもと、1000度の窯の前でみんな汗だくになりながら吹き込みや成型にチャレンジしました。

夕方、伊豆半島から箱根を越えて帰路へ。盛りだくさんの二日間でした。

ページの先頭へもどる