3. 在学生・卒業生の皆さんへ

信州大学人文学部後援会(2009年度)

先週の土曜日には、<a href="https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/arts/topics/support/">人文学部後援会</a>の総会がありました。

英語学・英米文学分野には、3年生の学生の父君がおいでになりました。
有り難いことでした。
普段は、学生諸君とのやりとりから、御両親の御苦労や愛情を伺い知るだけですが、このような後援会で教員とご父母との交流が深められることは、教育の深みに繋がるように思えました。

その一方で、大学生になってまで、ご父兄と大学とのやりとりはなくてもよいのではないか、という考え方もあります。学生諸君ひとりひとりのご事情もあり、一概には言えないことです。

ただ、このような集まりは、いわゆる「父兄会」や「PTA」ではなく、「<strong>後援会</strong>」なのだというところが大切なのだと思います。
大学の学部を「後援する」という思いがあることが大切であって、それは良い意味での大学の社会との関わりを意識するきっかけになると思うのです。
これからは社会人学生もますます増えると思いますし、それは大学院にあっては更に進むことでしょう。

従って、後援会とは、人文学部の<blockquote>学生と教職員が「学問をする」こと</blockquote>を後援する人たちの交流を行う場であるという考え方は、もっと浸透すべきことだと思います。

英語学・英米文学分野が大学内外でどのようなことを行っているかを、社会に生きる後援会の方々に理解して戴けるように努力することも必要でしょう。
後援会にさらに多くの方々が参加して戴けるように教員も頑張らねばと思う次第です。

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