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20181127中国語サロン 検定の価格

左から“山楂片”、“明前龙井”、“多味瓜子”

この日の中国語サロンは、学生、院生、参加いただいているネイティブ非常勤講師の先生方等、全部で11人参加でした。

画像は前の週に中国出張があったことでのお土産で、この日のお茶“明前龙井(清明節前の龍井緑茶)”と“多味瓜子”と“山楂片”。“瓜子”は中国定番の味付けヒマワリの種で、皆食べてみた感想は概ね好評。こちらを購入したL先生のお土産チョイスは大成功でした。“瓜子”は種類が豊富にあり、地元の人間でないとパッケージだけでは味や品質が分かり難かったりするのです。“山楂片”はサンザシの成分が入った小さなガムのような見てくれの丸くて薄いお菓子。日本人学生からは「サンザシって何ですか?」と質問が出ますので、タブレットPCで画像を示して見せます。商品シールを見るとわかりますがカルフールで購入したもので、中国語では“家乐福Jia1le4fu2”と言います。中国人研究生Hさんが「ここは中国でよく買い物してました」とのこと、カルフールは中国各地にあって非常に身近な存在です。

外国語検定試験のことが話題になり、中国現地でHSK(汉语水平考试)の受験費用は4級が450元、5級が550元、最高の6級(中国は日本と異なり数が大きい方がグレードが上)は650元。日本人留学生が現地で受験するなら4級か5級あたりが中心となりますから500元前後、1元=17円と考えると8,500円前後ということで、かなりのお値段です。ちなみに日本で受験すると4級 6,264円、5級 7,992円、6級9,504円なので、レートも関係しますが中国本土の方が幾分検定料が張ることに。更に研究生HさんがIELTSの中国での受験料は2,000元しますよと言い、それを聞いて「えー、そんな高いのー!?」と皆吃驚。日本でのIELTS受験料は25,380円でこちらもかなりの金額ですが、中国のそれは1元=17円レートだと2,000元は34,000円、日本を上回る額です。中国の公式HPで確認すると 1,550元/2,020元/2,070元と試験の種類により幅がありますが、海外留学を考える中国人にとっては大きな出費でしょう。公共交通や食費などは日本より安く抑えられる中国ではありますが、こういった検定試験では逆に日本より費用がかかるため、受験が必要となった場合の情報収集は不可欠です。

◎中国語サロンは毎週火曜昼休み(12:10~13:00)、信大人文ホールの西側隅っこで開催しています。些細な質問でも中国語の宿題でも、中国語ネイティブの方に尋ねてみたいことがあればお気軽にどうぞ。

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