お知らせ・報告

20181106中国語サロン 中国版「三高」は?

Kさんからいただいた甘柿と渋抜きした柿。日本の柿を食べ比べできる良い機会となりました。

この日の中国語サロンは、学生、院生、参加いただいているネイティブ非常勤講師の先生方等、全部で9人参加でした。

市民開講参加のKさんから今年も自宅で採れたという柿を提供いただきました。カットした甘柿と、焼酎で渋抜きした渋柿の両方があり、皆で食べ比べる機会となりました。中国でも柿は生りますが、生食はあまりせず干し柿が一般的です(20171106中国語サロン参照)。旬の甘柿は言うまでもなく美味しいのですが、渋抜きした方は手間がかかっている分雑味がなくより爽やかな味わいで、参加学生日本人も中国人も皆食べ比べることができる良い機会となりました。

この後何故か「三高」が話題に。日本ではかつて「高身長・高収入・高学歴」の3点が男性を結婚相手として選ぶポイントとして「三高」が流行語ともなりましたが、日本人学生O君やFさんからは今はそういったことをあまり言わないですねというのが若い世代の感想。しかし中国では「絶対に“高富帅”です!」とネイティブのL先生Hさん口を揃えて言いました。ネットの流行語として定着している“高富帅”ですが、“高”は身長が高いこと、“富”は文字通り富裕なこと、“帅”は「格好いい、イケメンだ」ですから、日本語「三高」に比べ、ルックスにずばり言及しているところが見事なまでの直球ぶりです。「高学歴」がこちらではありませが、“富”につながるものと認識されるのでしょう。
日本語では同じ形容詞「高い」が収入やら学歴やらに結びついて利用することができますが、中国語は形容詞が細かく分かれているということも、両言語の性格の差異を反映していると言えるでしょう。

◎中国語サロンは毎週火曜昼休み(12:10~13:00)、信大人文ホールの西側隅っこで開催しています。些細な質問でも中国語の宿題でも、中国語ネイティブの方に尋ねてみたいことがあればお気軽にどうぞ。

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