2016年2月6日・7日 芸術ワークショップ演習研究発表

演劇作品「スーパーインポーズ」

後期芸術ワークショップ演習(身体表現)では、演出家 相模友士郎氏を招聘し、学生とのディスカッションを重ねて演劇作品のクリエーションを進めてきました。「地域」「家」「死」「民主主義」「人間と物との関わり」「コミュニケーション」「自己紹介」、、、様々なテーマについて、学生自身の生活体験や記憶と結びつけて考察し、学生自らがテクスト創作にとりくみました。新たなる演劇の形へと思考を巡らす刺激的なクリエーションの結果を、まつもと市民芸術館のスタジオにて一般公開発表いたします。ぜひご参加ください。 【構成・演出】相模友士郎 【出演】信州大学 人文学部 芸術コミュニケーション分野 芸術ワークショップ演習ゼミ生 (大瀧俊太郎、小倉真理恵、笠井智、佐々木晶子、佐藤美咲、杉田龍堂、 関根成美、田中玲菜、趙允敬、寺澤綾芽、原杏弥音、原菜々美、伴朱音、 平林志帆、古田明日香、光井優太、矢島沙弥加、矢杉麻衣) 【企画・総合監督】北村明子(信州大学人文学部准教授) 【日時】 2016年2月6日(土)18:00、7日(日)14:00 ※両日とも終演後にアフタートークあり。※開場は開演の30分前 【会場】 まつもと市民芸術館 スタジオ2(〒390-0815長野県松本市深志3-10-1) 【料金】 入場無料/要予約 ※会場の都合上、事前予約いただいた方のみご入場いただけます。ご了承下さい。 【お問い合わせ/チケット予約】 ◯Tel… 080-6333-5330(ミツイ) ◯MAIL… kitamurawszemi@gmail.com ◯Web… http://kitamurawszemi.tumblr.com (予約フォーム)http://481engine.com/rsrv/webform.php?sh=2&d=aabe4c0ff8 ※会場の都合上、事前予約いただいた方のみご入場いただけます。ご了承下さい。 ※公演日2日前(2月4日)までにご予約下さい。 【主催】信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野     一般財団法人松本市芸術文化振興財団 【協力】シバイエンジン

作品コメント

今回、信州大学 人文学部 芸術コミュニケーション分野 芸術ワークショップ演習ゼミの学生と4ヶ月にわたって演劇のクリエーションを行ってきました。クリエーションといっても演劇を「場について考えるためのメディア」として捉え、演劇や芸術作品を創作する現場そのものを問い直す為の議論に多くの時間を費やしました。それは「作品の創作」のみならず目的や結果に奉仕するのみのプロセスを目的や結果から解放し、プロセスそのものの豊かさを獲得するための時間でした。  スーパーインポーズとは映像技術用語で「字幕」を指しますが、本来は「複数のものを重ね合わせる」という意味があります。演劇が始まる時間の手前で立ち止まり、延々と対話を繰り返してきたゼミ生との時間が、従来の演劇とは異質の時間を立ち上がらせる瞬間を今からとても楽しみにしています。 (相模友士郎)

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