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大学院総合理工学研究科の山田和輝さんが日本食品免疫学会ポスター賞を受賞しました

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受賞された山田和輝さん
受賞された山田和輝さん

 平成28年11月9-10日に東京大学で開催された日本食品免疫学会第12回学術大会において、大学院総合理工学研究科農学専攻食品生命科学分野修士課程1年の山田和輝さん(食品免疫機能学研究室)が日本食品免疫学会ポスター賞を受賞しました。

 カロリー制限は肥満抑制だけでなく、寿命延長や生活習慣病予防などの効果があることが知られています。また、免疫系においても炎症性サイトカインの産生低下や、ナイーブT細胞を維持することで免疫老化を遅延させることが報告されています。本研究では、カロリー制限下でのナイーブCD4陽性T細胞の増加にmicroRNAが関わる可能性を示唆したもので、カロリー制限による免疫老化遅延のメカニズム解明において新しい知見を提供したことが高く評価されました。今後、さらなる詳しいメカニズムの解明により新たな核酸医薬の開発やバイオマーカーとしての応用などが期待されます。

 受賞演題は以下のとおりです。
「カロリー制限下でのCD4陽性T細胞の表現型変化に関わるmicroRNAの探索」
○山田 和輝, 古屋 花暖, 山本 佳奈, 田中 沙智
総合理工学研究科農学専攻食品生命科学分野

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