12月20日(金)農学部環境講演会2013

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信州大学農学部環境委員会では、毎年1回環境講演会を開催しております。


本年度は、日本大学生物資源科学部 助教 加藤 太 (かとう ふとし)氏をお招きし、下記のとおり開催いたしますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

 


◇信州大学農学部環境講演会2013


講演者:

加藤 太 (かとう ふとし) 氏

 

演題:

「タンザニア・キロンベロ氾濫原における生業の拡大と自然保護政策の推進」

 

講演概要:

タンザニア中南部を流れるキロンベロ川水系には、面積約11,800km2の広大な内陸氾濫原が形成されている。水に恵まれたこの地域では古くから稲作がおこなわれてきたが、経済自由化が進展するのにともなって、もともと居住していた農耕民の稲作が急激に拡大し、現在では国内生産量の約1割をまかなう重要な稲作地帯となっている。また、1980年代後半からは、稲作と牧畜を営む半農半牧民が同地域に移住してきており、彼らによって放牧が盛んにおこなわれるようになった。また、同地域には多くの野生動物が生息しており、近年では自然保護政策が実施されるようになってきている。
2000年代に入りタンザニア政府が環境保護と観光産業の振興を目的とした政策を打ち出すようになり、同地域において水田や放牧用地だった湿地は野生動物の保護区としても価値を持つようになった。近年は、生業を拡大したい住民と保護区を設置したい政府の間の溝が深まり、氾濫原の多元的な土地利用は、より複雑な問題をはらむようになってきている。本講演ではこうした問題に焦点を当て、生業の拡大と自然保護をどのように両立していくべきなのか、同地域の事例を参考に考察していく予定である。

 

日時:2013年12月20日(金)14:00~16:00
会場:信州大学農学部11番講義室

 

環境講演会2013ポスター

(PDF:768kb)
問い合わせ:0265-77-1505 信州大学農学部ISO事務局 
申し込み不要・参加費無料
どなたでもお気軽にお越しください。

 

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