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大学院農学研究科森林科学専攻の阿辻雅言さんが日本森林技術協会理事長賞を受賞

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赤:20kN/m2以上, 黄:5~10kN/m2, 緑:5kN/m2以下
赤:20kN/m2以上, 黄:5~10kN/m2, 緑:5kN/m2以下

日本森林技術協会では、毎年、森林・林業に関する卒業論文を募集し、厳正な審査のもと優秀と認められる学生に対し表彰を行っています。

このたび森林科学専攻1年治山学研究室の阿辻雅言さんの論文が大変優秀であると認められ、日本森林技術協会第23回学生森林技術研究論文コンテストにおいて、日本森林技術協会理事長賞を受賞しました。

この論文の題名は、「胸高直径と立木配置データを用いた根系の崩壊防止力二次元分布の作成」で、森林根系の崩壊防止力を単位土壌断面あたりの土壌粘着力増強分として力学的に評価し、林内の崩壊防止力分布を二次元マップで示したものです。このマップは対象とする林分の立木配置と胸高直径だけわかれば、どこが崩壊に対し力学的に弱いのか一目でわかる画期的なマップで、災害に強い森林づくりや間伐を推進している森林行政に非常に役立つ論文であるということで高く評価されました。

 

※上の画は、崩壊防止力二次元マップの一例です。(手良沢山演習林4林班のヒノキ人工林、20×20m)

 

森林技術誌2013年7月号(No.856)P24~27に受賞論文の紹介が掲載されています。

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