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6月10日 水田整備、水路整備などに14人が参加

信州大学農学部栄村震災復興支援隊(農援隊)の活動報告

参加者:14人
教員:松島憲一、福田正樹、植木達人、三木敦朗

学生:食料(2年生2人、3年生2人、4年生2人)、森林(修士1年生1人)のほか3人
朝飯隊:福澤(郁)
現地対応者 相澤博文(栄村復興支援機構「結い」),横倉地区の皆様、箕作地区の皆様

作業内容
3組に分かれ、1組は横倉地区の水田整備(石拾い)とその後、水路整備、2組は水路整備、3組(学生3人)は箕作地区の「田休み」に参加した。
水田整備には、福田と学生2人があたり、黙々と田んぼの中の石を拾い集め、石の大きな山ができた。
水路整備には、松島、植木と学生5人があたった。曇ったり雨が降ったりで、はっきりしない天気の中、横倉の田んぼがある上の台地上まで登りながら、延々と水路整備をおこなった。
途中、ナラの大木の枯れ木が歩道脇に立っていたため、危険と判断し、チェンソーで伐倒した。チェンソーのバーの長さが短かったため手こずったが、何とか切り倒したあと、細かく裁断し、作業道脇の藪の中に捨てた。
水路が途中で途切れている所があったが、これは、サイフォン方式により一度落とした水を、下流の水路に再び汲み上げるという水路の方式であり、用水路の設置が困難な、狭い尾根上で崩れやすい場所での対処方法として興味深かった。
水路上流へ遡りながら整備作業を続け、他の集落の人たちと合流して昼食をとった。
午後は、野々海池の水門を開けて一気に放水し、田んぼに水を供給した。用水路の水漏れや滞留がないかを確認しながら帰り道を下った。

 

参加学生の感想

【よかったこと】
・みんな怪我なく活動できた。
・山菜(ワラビ)が採れた。
・一般のボランティアの方と交流しつつ活動ができた。
・地域の方々と交流を深めることができた。
【改善すべきこと・気づいたこと】
・水路の整備(水路普請)の場合は、十分な人数の確保が重要である。
【申し送り事項】
・山に行くときはスパイク付き長靴がよい。
・天気の状況を見て、悪天候の時はカッパをきちんと持参すること。

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