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8月7日(火) 農学部公開講座「変貌する里山」

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人口と耕地面積と森林面積は密接な関係にあり、日本でも人口増加に伴い、耕地が拡大し、森林が減少してきました。信州は江戸時代から現代への里山の変化を、自然や豊富な資料から読み取りやすい地域です。
この講座では森林を切り口にして、伊那谷を例にとり中世以降の森林開発・土地利用・植生の歴史を現代まで辿ります。私達の利用する資源が「地域」から「地域外(海外)」そして「生物圏外」へ拡大し、その結果、日本の人口は増加し、食料調達の海外依存が高まり、海外で森林が減少してきました。この中で「日本の里山」が変貌してきています。その過程を辿り、私達の利用する資源や食についても考えてみたく思っています。
信州大学農学部キャンパスには過去の土地利用の変遷を物語る遺跡があり、それらを活用して里山の理解を深めます。

 

【日  時】

平成24年8月7日(火) 9:00~16:30(受付8:45~)


【対  象】

一般市民、高校生


【定  員】

20名


【参 加 費】

6,400円


【申込締切】

7月31日(金)17:00 (ただし、定員になり次第締め切らせて頂きます。)


【集合場所】

信州大学農学部 講義棟入口


【スケジュール・イベント内容】
 8:45 受付(農学部 講義棟入口)
 9:00 講義「地域資源利用時代の里山の変貌」(担当:中堀)
10:40 講義「地域外資源・生物圏外資源利用時代の里山の変貌」(担当:中堀)
12:00 昼食(各自)・休憩
13:00 実習「農学部キャンパスの植生と土壌と遺跡から土地利用の変化をみる」(担当:中堀)
15:30  講義・実習の補足とまとめと質疑応答(担当:中堀)
16:30  閉会

【講師紹介】
講  師:中堀 謙二(ナカホリ ケンジ)信州大学農学部 森林科学科 講師
研究分野:林学
主な研究テーマ:

「森林の地史的変動に関する研究」
(花粉分析による森林変遷の解明・森林変遷と気候変動に関する研究、気候区分と植生との対応に関する研究)
「里山利用の変遷史」
(旧石器時代?現代の里山植生の解明・里山植生の変化とその要因に関する研究、里山の草原化に関する研究)
「古代遺跡周辺の自然環境に関する研究」


【講座内容の問合せ先】
信州大学農学部森林科学科(中堀謙二)
e-mail:nakahor@shinshu-u.ac.jp
TEL:0265(77)1513


【申込方法】
(1)農学部学務グループに電話もしくはメールで予約をしてください。
受付時間:平日8:30~17:00です。
(2)所定の申込書(様式1)に必要事項を記入してください。
申込書は予約時に請求してください。

申込書はこちら(PDF:52kb)からもダウンロードできます。
(3)申込書を学務グループに持参するか、郵便またはFAXで送付した時点で受付完了です。
受講料は公開講座当日、受付にて頂戴いたします。


【受講の申込先】
信州大学農学部学務グループ 公開講座担当 藤原
〒399-4598上伊那郡南箕輪村8304
TEL:0265(77)1339 FAX:0265(77)1313
e-mail:ngakumu@shinshu-u.ac.jp


【その他】
信州大学農学部HPも参考にご覧ください。
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/event/
宿泊についてはこちらをご参照ください。
http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/agriculture/prospective/accommodations.html

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