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5月4日 農援隊5人のほか3人が水路整備に参加

信州大学農学部栄村震災復興支援隊(農援隊)の活動報告

平成24年度第4次農援隊ボランティア派遣活動報告(2012.5.4)

 

参加者:5人(+農学部関係者以外3人)
教員:松島憲一、千 菊夫
学生:食料生産(3年1人)、森林(2年1人)、応用生命(3年1人)
部外者:古賀聡(信大生協職員)、東京在住英国人、信大OB
朝飯隊:福澤(郁)
現地応対者 相澤博文(栄村復興支援機構「結い」)、横倉地区・小滝地区の皆様

 

作業内容
体調不良等で参加者が減り、5名になったが、前 信大生協農学部店長の古賀さんグループ3人の友情参加があり、総勢8人となった。午前は前回に続き横倉地区、午後は小滝地区での作業予定。あいにく、いずれも雨まじりの天候であった。


県内からの一般ボランティア4人と一緒に活動することになり、雨具の準備がなかった6人は仮設住宅集会所の掃除(窓ふきなど)を行い、仮設住宅での生活を伺った。


残り6人(農援隊の5人と山崎さん)はJR飯山線沿いの水路と山から横倉集落へ繋がる水路を整備した。残雪が多く、水路はまだ雪を被っている所も多かった。戦後開拓し、さらに大規模な圃場整備を行った新田エリアを見学させてもらい、水を引き水田を広げる苦労話を伺った。

 

午後は一般ボランティアを含めた12人全員で小滝地区の水路整備を行った。水路はアスファルト舗装された幹線道路沿いであったが、この冬の豪雪のためか、土砂が大量に溜まっている所が何箇所もあった。

 

小滝地区には他のボランティアグループも入っていて、苗伏せ作業を行ったとのこと。平成23年3月12日の地震では小滝地区の水田の7~8割に亀裂が入るなどし、昨年はほとんどの被災水田で稲作ができなかった。しかし今年は大部分が修復される予定とのこと。一日も早く復旧復興し、豊かな実りの秋を迎えられることを祈るばかりである。

 

参加学生の感想(活動報告書シートから抜粋、一部加筆,改変)
【よかったこと】
・一般のボランティアの方と協力して活動できた。
・雨の中、無事に仕事を終えることができた。
・前回派遣の反省に基づいて、車内に泥が付かないようにするための新聞紙を持ってきてよかった。

 

【改善すべきこと・気がついたこと】
・スコップを持ってきた方がよかった。
・水場での作業、雨天時の作業に備えて長靴や合羽を持参するべきだった。

 

【申送り事項】
・特になし

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