お掃除サークル「お掃除部隊」の活動紹介
信州大学農学部では、1年ほど前から、お掃除サークル「お掃除部隊」が、自分たちの生活する校舎を自分達できれいにしようという考えのもと活動しています。その活動は地味ですが、「自分が汚したのではない」、「自分はゴミを捨てていない」と、自分の責任じゃないから知らんぷりという無責任・無関心の吹き溜まりになりがちな「公共の場」を大切にしようとする活動です。これは「絆」にも一脈通じるものではないでしょうか。その活動をご紹介します。
リーダーの応用生命科学科3年の船山さんによれば、まだ部員数は9人程度で少ないですが、毎週、廊下の掃き掃除やモップがけ、窓拭き、机の落書き消しなどの清掃活動をおこなっているとのこと。
「校内に意見箱を設置して清掃する場所の要望を集め、部員が毎週相談して清掃場所を決めるので、学生がきれいにして欲しいと思っている所をきれいにしています。」とのことで、少ない部員で最大の効果をあげているようです。
「今年度は、大学の清掃をおこなっている業者の方から感謝のお手紙をいただき、部員一同大変喜んでいます。また、掃除中に通りかかった学生さんや先生方に「ご苦労様」と声をかけていただけると本当にうれしい。」と話しています。
「お掃除部隊」の部員の皆さんのおかげで、私達、農学部の学生・教職員の美化意識(いや、同じ場所を利用する仲間意識)が高まり、「お掃除部隊」の出番がなくなるくらい、きれいになる日が近いような気がします。
サークル紹介(PDF: 75KB)
信州大学農学部広報委員 M.H.