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第23回国際森林研究機関連合世界会議でベストポスター賞を受賞

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     右が細尾佳宏助教
     右が細尾佳宏助教
 ベストポスター賞賞状
 ベストポスター賞賞状
 発表ポスター
 発表ポスター

信州大学ファイバーナノテク国際若手研究者育成拠点(南箕輪キャンパス所属)の細尾佳宏助教が、このほど韓国・ソウルで開催されたThe 23rd IUFRO World Congress(第23回国際森林研究機関連合世界会議、2010.8.23–28)で、Best Poster Award(ベストポスター賞)を受賞しました。

 

この会議は森林分野で世界最大となる学術イベントで、約100カ国から3000人余りが出席し、「社会と環境、地球の未来に向けた森林の役割」をメインテーマに2150件の研究発表が行われました。ベストポスター賞は7つの研究部門から1名ずつ選出され、「Physiology and Genetics」部門での受賞となりました。

 

受賞課題は、「Isolation and analysis of a gene encoding a potassium membrane transport protein from Cryptomeria japonica(スギのカリウム膜輸送タンパク質をコードする遺伝子の単離と解析)」です。

針葉樹(スギ)を対象とし、様々な生命活動に必須なカリウムイオンを生体膜(細胞膜、液胞膜)内外へ輸送するメカニズムを解析したもので、今後さらに研究を進めることにより、樹木の木材形成や環境応答の仕組みが明らかになるものと期待されます。

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