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AFC加藤正人教授が日本森林学会賞を受賞

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記念講演する加藤正人教授
記念講演する加藤正人教授
授賞式
授賞式

信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)の加藤正人教授が、平成22年4月3日~5日に筑波大学で行われた第121回日本森林学会総会で日本森林学会賞を受賞しました。

 

受賞業績は、高解像度衛星を利用した新技術の開発を主要研究テーマとする加藤教授が、森林分野の様々な課題に対して、衛星データの利用促進のため、研究者のみならず、行政、民間の技術力を結集して完成した「森林リモートセンシング-基礎から応用まで-」の出版です。基礎から最新の研究成果、多くの森林分野の利用事例で現状とその可能性と限界を明らかにしたもので、全国20余の大学の講義、JABEEや森林情報士などの研修テキストとして使用されています。また、2004年の初版から2010年に第3版と継続的に改訂されており、森林科学における貴重な学術的貢献が認められました。

 

日本森林学会は、1914(大正3)年に創立された、森林・林業を総合的に扱う日本で唯一の学会です。会員数3,000名弱、和文・英文誌(Impact Factor 0.741)をそれぞれ年6回発行しています。加藤教授は、日本林業技術賞(平成13年)、森林計画学会賞(平成18年)なども受賞しています。

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