野生のきのこは貴重な遺伝資源です(写真左)。野生株を採取後、無菌的に分離培養して(写真中) 、菌糸体の状態で保存します(写真右)。そして、より良い特性を保有した菌株を選抜します。

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ヤナギ属腐朽木に発生した野生ヌメリスギタケモドキ

カジノキ腐朽木に発生した野生エノキタケ

交雑育種やプロトプラスト培養を利用した細胞選抜などにより、効率的に優良品種の開発を目指しています。左はきのこのプロトプラスト、右は多発性のヒメマツタケです。

優良品種を開発しています

種々のきのこの遺伝資源の特性を把握するために子実体(きのこ)や菌糸体の形態的特徴を把握します。それと並行して分子レベルの解析も行っています。DNAを解析し(写真左)、DNAの多型を検出します(写真中)。右の図はDNAの構造の違いを基に作成した系統樹です。系統樹から、日本産(J)と外国産(T, B, P, N)シイタケは遺伝的に大きく異なることや遺伝変異が地理的分布と密接に関係していることがわかりました。
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きのこ遺伝資源を評価しています

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きのこ遺伝資源を採取・保存しています

研究内容