農学部は4つの個性的な演習林ステーションを有します。各ステーションの詳細はAFCのホームページをご覧下さい。
【西駒ステーション】
将棊頭山頂(2672m) 。国内で最も高い標高にある演習林。山頂までの往復には12時間かかります。
標高2000mから2500mまで広がるシラビソとオオシラビソの二次林。西駒ステーションの亜高山帯林は過去に2回の択伐を受けていることが,年輪年代学を用いた調査手法から明らかにされています。
標高1900mに建つシラベ小屋。収容人員は7〜8名。卒業研究やゼミで利用されています。
【野辺山ステーション】
野辺山ステーションは信州カラマツの産地である東信地方の一隅にあります。写真のパラボナアンテナは国立天文台の施設です。カラマツの心腐れ病や季節凍土の研究が行われています。
【手良沢山ステーション】
新緑の2林班。遠くに穂高連峰が霞んで見えます。
演習林では毎年,山の神を祭る大山神祭が春と秋に催されます。祭事には大勢の学生が集まり,山での安全と卒業研究の成功を祈ります。