信州大学農学部 萩原

萩原 素之 (はぎわら もとゆき)
   こちらのリンクには大学公式の紹介ページ(信州大学研究者総覧)があります。

自己紹介 にかえて (約3年ぶりに若干加筆修正:2005年3月)

さらりと仕上げようと思いましたが、書き出したら結構長くなってしまいました...。

特技

「ブラインドタッチ」とは。。。 特技というほど速くはないです。

趣味

スキューバダイビングとパソコン。 これはまあそうかな。でも、ダイビングは超初心者です。また、2000年8月以来潜ってません。このままだと、すっかり忘れてしまいそう。これでは趣味とはいえない...。2004年秋、沖縄で学会開催。久々のチャンス到来も、台風来襲などで結局断念。

趣味としてのパソコンはそれなりに楽しんでいます。パソコン暦は20年を超えました。が、大学ではネットワーク・学部ホームページの管理業務からパソコンのトラブルのよろず相談・復旧まで、もっぱらサービスマンとなっています。結構つらい。仕事になると楽しくはありません。

Windowsパソコンの自作・改造などは1998年ころからのキャリアです。古いPentiumマシンをCeleronマシンに作り変えたり(筐体とFDD以外全部取り替えた大改造)、まったく新しいものを組み立てたり。これまでに10台ほど作りました。最近種々の進歩についていくのがだんだん難しくなってきました。あまりに変化が速い...。
それに、パソコンというやつは、突如として噛みつくことがある。ハードディスクのクラッシュ、OSが起動しなくなる、など、これまでに何度となく本当に痛い目にあいました。そんな時は、パソコンなんか叩き潰してやりたくなります。
これって、「できの悪い子供ほどかわいい」ってやつなんでしょうか。パソコンは生き物です。なかなか簡単には言うことを聞いてはくれません。それを、なだめたり、すかしたりしながら、てなづけていく過程は確かに子育てに似ているかも

  Windowsのトラブル解決にはWindows.FAQというホームページが便利。いつもお世話になっていますが、最近は情報更新されなくなってしまいました...。

英語には興味があります。フィリピン滞在中はクローズドキャプション(英語字幕)の出る番組をがんばって見ました。また、ビデオもクローズドキャプションがついているものが多く、勉強になるので何本か買って帰りました。が、日本のテレビで見ると、字幕が出ないのです。テレビにはクローズドキャプション対応のと非対応のとがあり、日本のテレビはキャプション非対応だからだめなのだと、あとで知りました。クローズドキャプションデコーダーとかいう機械(数万円するらしい)を取り付けると字幕が出るようになるらしい。そんな訳で、ビデオが思惑はずれになったので、最近は洋画DVDを見るようになりました(音声は英語、字幕は英語・日本語両方または英語のみにして)。逃亡者(ハリソン・フォード主演)は気に入ってます(値段も安い)。もう何度も見ましたが、分からないところはまるで分からず、効果のほどはなかなか....。あと、Asahi Weeklyを少しでも読むように心がけています。

「英文法の謎を解く」、「続・英文法の謎を解く」(副島隆彦著 ちくま新書)や「ニューヨーク発・生録英語」(八巻由利子著 アルク新書)などは面白かった。今は、「スーパーレベル英文法」(植田一三著 ベレ出版)を勉強しようと思っている。

私は、最近よく言われる「国際水準の大学」の実現のために単純だが重要なことは、「英語での講義」だと思います。
一流の国際雑誌に研究論文が多く載ったとしても、英語で講義がされていないような大学は国際的には一流とはいえない。小学校での英語の授業の導入、スーパーハイスクールなどの文部科学省の動向を見ても、大学に英語での講義が求められる日はそう遠くないような気がする。
国際水準の大学云々はともかく、英語で講義できるような努力は日頃からしておかないといけないと思うこの頃です。

実はスポーツ万能で、歩くのが速い。

「スポーツ万能」はほめ過ぎです。ソフトボールなら、「素人」としてはそこそこできますが...。高校時代は卓球やってました。スキーは学生時代からやってますが、ちっとも上達しません。スポーツは好きだけど、最近は極度の運動不足。

「歩くのが速い」との自覚はなし。速くはないと思うのですが...。
この頃、新宿を歩くと、人の動きについていけない感じがします。かつては大阪の梅田あたりをすいすい歩けたのだが...。どうも田舎暮らしが身に染み付いてしまって都会への適応性が低下してしまったらしい。それにしても東京は何であんなに人が込み合っているのか。一体どこから人が沸いて出てくるんだぁ?


雑  感
 
 2000年4月にスキューバダイビングのライセンスをとった。が、現在はペーパーダイバー(ペーパードライバーとは言うが...)。泳ぎは苦手で、マリンスポーツには特に関心なかったのだが...。
 いつの間にか、海が好きになってきた。でも、熱帯魚のいない海は面白くない。

 フィリピンで初めてマングローブを見た。マングローブは海水でも生長できる樹木。確かに海に生えている。すごい。考えてみれば、ヤシの木も海辺に生えているから、 塩水には強いのだろう。塩水に強い植物は、塩害の土地でも栽培できるから、 農業生産の向上の観点からは興味深い。近い将来、遺伝子操作で塩害に強い作物も 作り出されるだろう。ただ、海で作物を栽培するならともかく、 塩害の土地でそういう作物を栽培したら、土地の塩濃度は益々高まってしまい、 死んだ土地を作るだけのことになりはしまいか...。

 最近の、いわゆる環境ホルモン問題を見るにつけ、人間の知恵の浅はかさを痛感する。 農業技術にしても、技術開発は益々難しくなってきた。自然を本当に深く良く 理解することが益々重要になってきている。そう、自然がいかに偉大かということを。遺伝子操作技術を手にし、遺伝子工学研究の道を突き進んでいる今、遺伝子工学を、核兵器を生み出した原子物理学のような第二のパンドラの箱にしないために。そして人に災いをもたらす細胞「核」兵器(生物兵器は言うまでもないが、操作した遺伝子が意図せず他の生物に影響を及ぼすとしたら恐ろしい)を作り出してしまう過ちを犯さないために。
 DNAを操ったとしても、その歴史は生命進化の歴史、ましてや地球の歴史に比べればほんの一瞬の出来事に過ぎない。生命と自然に対して人間がどこまで謙虚になれるか、それが21世紀の人類の運命を決めるのだろう。人間はこれからも多くの革新的新技術という道具を手に入れ続ける。新しい道具を手に入れたいという衝動は人間という生物の本性のようだから、これを止めることはできない。しかし、重要なことは手に入れた道具のすべてを振り回して使わないことではないのか。使ってよい、使うべき道具を見極める確かな眼を養うことはこれからの科学の重要な使命だ。

 海に潜って魚と目があう、魚と同じ所を泳ぐという体験は、人が他の生命と自然を共有し、人が自然に包み込まれて生きているという実感を呼び起こす体験であったと思える。


マングローブ (フィリピン ボホール島にて)
 

ココヤシ、というよりビーチの写真だな、これは。

研究・教育環境

学内では「植物生産環境情報学研究室」という名前も使っているが、簡単に言えば「作物学」で良いと思っている。

実験研究には農学部キャンパス内のアルプス圏フィールド科学教育研究センターの圃場および水田を主として利用しているが、野辺山にある実験施設の利用なども可能です。

学生指導や研究の一部は植物栄養学(井上)研究室と連携をとっています。


以前は教員研究室と学生研究室は4階(最上階)、実験室は2階とバラバラでしたが2004年3月、念願の移転を果たし、研究室と実験室が2階にまとまりました。
しかしその結果、運動量(階段上り下り)が減り、ますます運動不足に...

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