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TEL. 0265-77-1642

〒399-4598 長野県上伊那郡南箕輪村8304


   
from Jan.21,2006
学外者のみ 本日  昨日  

 

                                                           
  信州の豊かな自然、森林にふれあいながら、将来性豊かな学生たちを育てながら試験研究を行います
  空と地上からのセンシング技術をもとに、3次元森林情報をもとに専門的な立場で調査・診断・分析します
  
  • スマート林業のイノベ―ションを目指して研究開発と実証
    3kと言われる林業、志を持つ若者が活躍できる革新的な技術開発と産官学連携で実証し、林業の成長産業化とイノベーションを目指します。
  • オリジナル技術
    精密林業 人工衛星、航空機、ドローンなどの空からの計測技術で、広域の森林内にある樹木の立木位置、精密な樹冠情報を1本ごとに自動抽出し、小班や林班、市町村界で集計して、森林の樹種別本数、材積とバイオマスを自動算定します。従来の人手と労力を要する標準地(サンプル)調査によるアバウトな森林調査ではなく、安全・短時間・科学的な全数調査による革新的な省力化技術として、林業成長産業化に貢献します。
    ②森林被害のモニタリング 高緯度・高標高域にある長野県や東北で被害が深刻化している松くい虫被害について、自治体と連携して被害区分算定方法及び被害区分算定装置を開発しました。
  • 現場へのフィードバックスマート林業人材の育成
     産学官連携の研究成果を現場へフィードバックすることで課題が見つかり、改善することで一歩一歩技術が普及します。森林・林業の現場である森林管理署、県、市町村、林業事業体(森林組合)と企業(航空測量・ドローン・ソフトウエア)、研究機関
    のみなさんと技術連携による生産現場ヘの実証研究に取り組んでいます。
     スマート林業と現場経験で鍛えられた学生が当該分野で就職し、活躍できる人材を育成します。人を育てることは地道で手もかかりますが、学習の機会を与えること、学ぶことの意義を自覚することで原石が磨かれます。

    他大学学部生の修士受入れ 
    スマート林業人材を育成するため、他大学学部生を修士課程で受入れます。やる気と学習意欲、日本の林業をどう成長させるかの問題意識、世界の動きを確認して技術開発を行い、林業発展の夢を共有しましょう。
    事前に研究内容や出願について相談してください。
  • グローバルに最先端のレーザ計測を技術開発
     日本、世界の森林管理に貢献できるように海外の研究者らと最先端の森林レーザ計測技術の共同開発を行っています。精密な三次元情報を自動取得できるレーザ計測は森林・林業分野に極めて有効な技術であり、多様な分野で利用できます。一方、技術習得の学習は森林科学の範疇を超えており難儀です。技術習得のため、海外武者修行で3年間、鍛え上げてきました。異分野の専門学習、大型研究予算の確保などハードルが高い分野ですが、学習の壁を超えると奥が深くとても面白く、夢中になって研究できます。感謝しています。
     研究室の学生はレーザ計測の原理、解析手法、ソフトウエア習得とプログラム開発、研究成果の確認、生産現場での実証研究というハードル(学習の壁)を一歩一歩、超えていき、スペシャリストになります。
     共同研究機関:最先端レーザ研究所(CoE-LaSR)フィンランド地理空間研究所(FGI)ヘルシンキ大学(HU)アルト大学(AU欧州空間情報研究機構EUROSDR)、SolidPotato Oy等。
  • 信大発ベンチャー 精密林業計測株式会社 
     信州大学の研究成果を活用したベンチャーを、本学URA室の支援をいただき、平成29年5月に起業しました
    代表取締役は竹中悠輝君です。松枯れ被害の広域精密計測を専門とする、真面目で礼儀正しく、お客様から信頼の厚い好青年です。皆様のご支援をよろしく御願いします。
     ①ICT先端技術のドローンとレーザ計測技術を使い、効率的で精密な森林情報を提供します。
     ②林業の生産現場や自治体が導入可能な価格で世界標準レベルの森林情報を提供します。
     ③信州大学の特徴である地域貢献(大学の地域貢献度調査、令和元年1位)による産官学金連携を推進します。
     ④生産現場のニーズに対応したビジネスモデルを創出し、林業の成長産業化とイノベーションを目指します。
    新聞報道  会社設立:信濃毎日新聞8月25日
          信大発ベンチャーの認定 日本経済新聞6月26日
          精密林業計測ドローンレーザー搭載、森林管理の手間省く 日本経済新聞9月5日
          信大ベンチャー精密林業計測に三井住友信託銀行が出資 日本経済新聞12月19日
          経済最前線 精密林業計測 竹中悠輝社長       読売新聞(地域)2019年 2月19日(火)
          精密林業計測、ドローンでスマート林業普及をめざす  日本経済新聞2019年8月19日
          松くい虫被害、精密解析 精密林業計測         日本経済新聞2019年10月24日

    印刷物 森を空から情報化する会社、精密林業計測株式会社
          信大NOW 112号 2018年7月31日 7-8頁、信州大学

         三井住友信託銀行による出資を受け入れ
          信大NOW 115号 2019年1月31日 
    17頁、信州大学

            毎日みらい創造ラボによる出資を受け入れ
           信州大学サイト 2019年9月9日


Web NEWS
 2019年12月25日(水)表紙
  ※ 信州大学教員紹介:
信州大学農学部HP > 学科・コース案内 > 森林・環境共生学コース > 
加藤正人   

TOPICS    取材、技術相談、講演依頼ありがとうございます。全力で

  • 12月  師走を無事に迎え、お礼申し上げます。良いお年をお迎えください。
    皆様に大変お世話になりました。研究室一同、元気に年末を迎えることができました。予算打合せ、講演、取材等で、皆様とお会いするのを楽しみにしております。

    12月行事3年生ゼミ(12/2)、イノベ―ション会議(12/5)、研究室ゼミ(12/6)、中部森林学会(岐阜大学:12/7-8)3年生ゼミ(12/9)、ドローンレーザライフライン等保全対策勉強会(北信州森林組合:12/10)、3年生ゼミ、イノベ―ション会議(12/11)、研究室ゼミ(12/12)、内閣府・林野庁(東京:12/13)、来客(12/16)、TEAD(12/17)、3年生ゼミ・研究室ゼミ(12/18)、大掃除・忘年会(12/19)、イノベ―ション会議(12/23)、予算要求意識合わせ会合(東京:12/26)、年末年始休み(12/28-1/5)
    ※ 
    定例食事会 研究室忘年会(伊那北駅 昭和軒のやきとり(12/19)
    楽しい席でした。美味かった。
  • 11月 取材、人材育成、スマート林業講演会、ニュージーランド林業、シンポジウム

    信州大学農学部と伊那市主催シンポジウム
    で講演(11/27)
     スマート農林業技術を活用した地域の創造 案内チラシ
     スマート技術で農林業活性化を 伊那でシンポ 長野日報11月28日
     「スマート農林業」事例紹介 信濃毎日新聞11月28日

    ニュージーランド(NZ)林業の勉強 (11/17-22)
     1. ForestTECH 2回目の参加です。内容の濃い充実した2日間でした。顔見知りも増えました。オセアニア先進林業国でどこの林業会社やどういった研究やビジネスを展開しているのか見えてきました。会場のRotoruaのScion(NZ森林研究所)、温泉とマオイ文化にも慣れてきました。
     2. Summit Forest NZ視察

     住友商事木下部長付きのお世話で、Head officeと Northlandでラジアータパインと伐採現場を視察しました。なぜNZは林業先進国なのか、何が日本の林業に欠けているのか。自問自答しながら、彼らの現場と林業技術の一端に触れました。学び勉強する必要性を強く感じました。

    第23回NKセミナー講演(愛知県技術開発交流センター、刈谷市:11/13
     異分野からの講演依頼があり、「スマート林業によるイノベ―ション」、名古屋科学機器株式会社の皆様にお世話になりました。岡野忠弘社長には、日本の産業や若い起業家を大事になさる人徳をいたく感じました。お礼申し上げます。

    印刷物 週間『エコノミスト』11月12日号、「挑戦者2019
    "加藤正人 精密林業計測 技術顧問 日本の林業を成長産業に" p84-85 毎日新聞出版

    台風の影響で中止となった中部森林学会は12月7日に延期開催が決定。11/6
    10月下旬からのドローン展示会アメリカより帰国しました。11/3

    11月行事UAVExpo2019(America:10/27-11/2)、中部森林管理局(11/5)、イノベ―ション会議、3年生レーザ計測ゼミ(11/6)、日本林政ジャーナリストの会 スマート林業取材:スマート林業講義、ドローンレーザのデモフライト(信大農学部:11/7)、イノベ―ション会議、教授会(11/11)、産経新聞社・林野庁(11/12)、第23回NKセミナー講演(刈谷:11/13)、3年生レーザ計測ゼミ(11/15)、推薦入試(11/16)、ForestTECH&住友商事SFN森林視察(NewZealand:11/17-22)、スマート農林業技術を活用した地域の創造(信大農と伊那市主催シンポジウム、伊那市役所:11/27)
  • 10月 中部森林学会、新型ドローンレーザ導入、松くい虫被害ドローン導入、UAVExpo

    松くい虫被害ドローン導入 樹木の健全度診断
    マルチスペクトルカメラ搭載の新型ドローンを精密林業計測が開発して、伊那市松く虫最前線の高遠町の松林で検討会を実施しました。当日は台風19号被害がある中での飛行計測を報道機関に説明しました。植物の健康診断や樹種区分など新センサでの技術開発と利活用を進めていきます。
     松くい虫被害ドローン調査 信濃毎日新聞10月16日
     松くい虫被害、精密解析 精密林業計測   日本経済新聞2019年10月24日

    新型ドローンレーザ導入で森林の品等区分
     ドローンと地上モバイルの三次元(3D)点群データを統合して樹高・樹冠・枝ぶり・樹幹・下層植生・地形解析から、現場ニースの高い「単木ごとの品等区分」を開発して、革新的技術開発事業の現地検討会(8/6)で公開しました。精密林業計測が新型ドローンレーザを10月初旬に導入したので、自前で計測と解析ができるようになりました。幹曲がり・腐れの抽出から4m採材のABCの半自動品等区分により、お宅の山の価値客観的に見える化して診断します。従来の森林調査と収穫調査を大幅に省力化するスマート精密林業技術です。

    中部森林学会は19号台風で中止

     10月12-13日に第9回中部森林学会が岐阜大学で開催されます。研究室の学生5名が経営部門で口頭発表。ドローンを使用したスマート林業の間伐と造林地検査の実証研究、機械学習と深層学習(DeepLearninng)、マルチスペクトルカメラによる広葉樹の樹種分類。いずれも研究最前線です。学生たちも夜遅くまで研究発表スライドを作成し、発表練習も熱が入ってきました。4年生の学会発表はアカデミアの中で自分の殻を破る経験です。頑張ってください(10/5)。
    林政・経営部門  大会プログラム (pdf版) 11頁参照

    13:30 13:45 ドローンを用いた定性と列状間伐木の画像抽出 浦野陽平: 4年生
    13:45 14:00 ドローンによる造林地検査の省力化技術の開発 中川太人:4年生
    15:00 15:15  Deep Learningによる針葉樹の単木抽出および樹種分類 林悠介:M1
    15:15 15:30 マルチスペクトルカメラ画像と機械学習を用いた広葉樹の樹種分類ーアファンの森ー 岩井望禄:M1
    16:00 16:15 機械学習による針葉樹の樹種分類 ー信州大学構内演習林の事例 藤平光希:4年生

    10月行事イノベ―ション会議(10/1)、南箕輪村大芝の森打合せ・中部森林学会発表練習(10/2)、南京林業大学Sam,Tony先生来学、懇親会(10/4)、科研費2稿提出(10/5)、イノベ―ション会議中部森林学会発表練習(10/7)、新型ドローンレーザ講習会(加藤研:10/8-9)、令和2年予算打合せ(東京:10/10)、中部森林学会理事会及び大会、現地見学会(岐阜大学:10/11-13)、松くい虫被害木抽出ドローン現地検討会(伊那市:10/15)、YellowScanワークショップ(東京:10/23-24)、海外出張不在(UAVExpo America:10/27-11/2)
    ※ 
    定例食事会(10/22 トマトの木  伊那市みはらしファーム 秋の味覚をバイクング 担当:ソウキュウ)


  • 9月 
    報告書提出、コンソーシアム骨太取組み

    今月は三連休が2回もあり感謝です。出張不在中の業務整理、科研費の申請書作成、予算方針、海外研究者とのメール返信に対応できました(9/24)。

    基調講演 ICTを活用した林業のスマート化 9月12日、秋田県立大学
    "ICTスマート精密林業によるイノベ-ション" 加藤正人


    印刷物 『研究応援』Vol.15(9月号)、 [特集3] 林業の進化を促すテクノロジー

    "空から見た山の姿が、新たな林業時代の幕開けを告げる" 加藤正人、p46-47 リバネス

    報告書提出 農研機構・革新的技術開発事業「レーザセンシングによる持続的なスマート精密林業技術の開発:2017~2019」 最終年報告書を提出しました。素晴らしい産学官のコンソーシアム・メンバーに恵まれ、スマート精密林業の技術開発と現場実証を進めることができました。お礼申し上げます。
     コンソーシアムも骨太になり、林野庁、自治体、参画企業や金融機関のご支援をいただきながら、これからも林業成長産業化に進んでいく所存です。よろしくご支援の程、お願いします(9/6)。

    健康が一番 私事ですが、8月末の早朝に激しい腹痛があり、救急車で運ばれ、CTスキャンで盲腸(急性虫垂炎)と診断され、緊急入院で当日手術、3日後に退院となりました。医療技術の進歩の恩恵を受けたこと、健康あっての仕事や生活ができることに感謝いたします。家族や病院、周囲の皆様にお世話になりました。

    9月行事:試験研究打合せ(9/1-2:東京)、検診(9/3:昭和伊南病院)、報告書提出(9/4)、イノベ―ション会議、ヤマハ発動機UAV来学(9/5)、産学連携打合せ(9/6)、イノベ―ション会議、教授会(9/9)、中部電力来学(9/10)、基調講演(9/11-13:秋田県立大学)、イノベ―ション会議(9/17)、研究室ゼミ(9/18)、農研機構・体系別報告会、OPイノベ―ション会議(9/19-20:川崎、新宿)、PCT出願ヒアリング(9/25)、イノベ―ション会議(9/24)、研究室ゼミ(中部森林学会発表準備 9/26)、リモートセンシング技術を活用した収穫調査の効率化手法検討委員会(9/30:日本森林林業振興会)
    ※ 
    定例食事会(9/27:伊那市駅前 
    GOTOCHI 昭和レトロの赤提灯居酒屋にタイムスリップ)
      学生は平成生まれなので、昭和は私とソウキュウの二人だけ。スーダラ節にならないように
  • 8月 研究成果の紹介、取材と報道 

    次世代森林産業展2019、ICTスマート精密林業報告会と林業イノベ研究成果の展示
     準備よろしく、みなさまのお陰で成功裏に終わりました。スマート精密林業報告会(8/2)は会場満員で、魅力的なパネラー方から国内外に関する第一線の森林ビジネスに関する話題提供と熱意が伝わってきました。お世辞もあるでしょうが、「林業の将来性に夢を持てて良い企画でした」との感想を多くいただきました。主催者の一人として嬉しい限りです。
     林業イノベーションに関する森林計測・計画学研究室と精密林業計測の研究成果の展示(8/1-3)では、企業、自治体関係者、研究者の皆さまに説明、意見交換を行いました。卒業生や友人にも多く会いました。元気で研究活動と人材育成を行っていますとの暑中見舞いになりました。


    ICTスマート精密林業現地検討会 8月6日

     天気予報は晴れでしたが、現地検討会開始後1時間、
    雷と強雨等もありましたが、現場力の高いコンソーシアムメンバーのお陰で、ドローンレーザの空撮と品等区分、現地移動してのハーベスタ採材、現場運用システムの紹介まで、当初スケジュール通りに現地検討会を無事に終えることができました。みなさま、満足されたのではないかとご推察します。
    報道
     「スマート林業」信大教授ら説明 信濃毎日新聞令和元年8月21日
     NHKイブニング信州(18:10~)令和元年8月6日放送
     スマート林業の新技術公開:信州大学など林業の担い手確保や安全性向上のため

    次世代森林産業展、現地検討会と行事が続きましたので、お盆明けまでゆっくりお休みください。
    ご参加いただき、ありがとうございました。

    8月行事:次世代森林産業展(8/1-3:ビッグハット)、イノベ―ション会議、中国香港理工大学 Dr.Wei来学(8/5)、ICTスマート林業現地検討会(8/6:木島平村)、研究室ゼミ(8/7)、リバネス取材(8/8)、各種書類提出(8/9)、お盆休み(8/13-16)、イノベ―ション会議(8/19)、週間エコノミスト取材(8/21)、研究室ゼミ、中川卒論の現地検討会(8/22:伊那市ドローン造林地)、長野県林業大学校 森林情報論集中講義(8/27-30:木曽町)
    ※ 
    定例食事会  呉竹寿司(8/23:南箕輪村)
  • 7月 ICTスマート精密林業現地検討会、特許査定2件、サンデー毎日掲載


    ICTスマート精密林業現地検討会 8月6日
     「レーザーセンシング情報を使用した持続的なスマート精密林業技術の開発」のコンソーシアム(代表 信州大学農学部 教授 加藤正人)は、政府の進める未来戦略2018「農林水産業全体にわたる改革とスマート農林水産業の実現」でベストプラクティスとして支援を受けながら先導的に実証研究を進めています。『スマート精密林業技術』のさらなる展開に向け、令和元年度現地検討会を北信森林管理署管内の実証地で行います。
     今年度は、『空と陸のレーザーデータによる精密森林評価とICT生産管理』をテーマに、世界初のドローンレーザーと地上レーザーを統合した木材の品等区分技術による間伐木の選木、IoTハーベスタによる収穫作業、スマホを利用した集運材の情報管理の現場運用システムを公開し、3年間の集大成とします。みなさまに現地でお会いすることを楽しみにしております。
    フライヤー  プレスリリース
    参加申込期限 令和元年7月31日(水)
       次の登録フォームよりお申し込みください。
       http://ur2.link/Rit2
     

    出願特許の特許査定 2件
     特許庁より特許査定の謄本を受け取りました。めぶき特許事務所、本学産学連携、信州TLOの皆様にお礼申し上げます。
    1. 発明の名称:森林資源情報算定方法及び森林資源情報算定装置
    出願番号 :特願2016-227207
    特許番号 :特許第6570039号
    登録日   :令和1年8月16日
    発明者   :加藤正人、トウソウキュウ

    権利所有者:国立大学法人信州大学
    内容:最先端のドローン及び航空機のレーザ計測から、広域の森林を3D化をした上で、1本単位での立木位置、精密樹冠、樹高、胸高直径、樹種、材積を高精度に半自動で算定する方法。森林管理署、県・市町村、森林組合、森林所有者が求める森林管理と林業経営に有効なスマート精密林業の技術開発であり、
    国際的にオリジナルな技術
    です。海外武者修業で習得した技術に、独自の解析方法で確立しました。

    2. 発明の名称:松くい虫の被害区分算定方法及び松くい虫の被害区分装置
    出願番号 :特願2016-054551
    特許証   :特許第6544582号
    登録日   :令和1年6月28日
    発明者   :加藤正人、竹中悠輝、トウソウキュウ
    権利所有者:国立大学法人信州大学
    内容:アカマツの健康度合いは光学の反射分光スペクトルに違いがあることがわかり、広範囲かつ高精度に松くい虫の被害区分を1本単位で健全木、感染木(当年生被害木:葉が黄緑に変色し元気のない松)と枯死木(前年度被害木:葉が茶色になって枯れた松)を精度よく本数を半自動カウントし、被害区分図、被害率、被害材積量を算定する方法である。市町村の求める緊急性の高い松くい虫被害対策に極めて有効な技術であり、国際的にオリジナルな技術です。地元の伊那市と松本市の松くい虫被害区分、JAXAの先進光学衛星の林業分野での利用検討で受託研究として取り組んでいます。


    10
    年以内に、林業を日本の成長産業
     サンデー毎日 714日号掲載
    信州大学農学部 森林計測・計画学研究室が 「サンデー毎日」の巻頭グラビアページ
     林業の未来は若者の笑顔です! ドローン飛行前(before)⇒ドローン飛行中(after)
    〔ゼミナール・ラブ!〕 偏差値より研究テーマが面白い!/強い信念のもとユニークでエキサイティングなことだけは確かな、知られざる大学の研究室を探訪・・・。で取材を受けました。
    10年以内に林業を日本の成長産業に
     スマート林業の推進、衰退産業の林業に面白い先生がいる。

    7月行事:イノベ―ション会議、八十二銀行伊那支店、PCT出願資料提出(7/1)授業:森林情報論(2限)、森林計測・GIS演習3~5限)(7/2)、和智・向山OG来学、研究室ゼミ、PCT出願打合せ(7/3)、三井住友信託銀行来学地方創生カレッジビデオ撮影(7/4)、卒業記念写真 研究室4年生(7/5)、イノベ―ション会議・修士一次試験(7/8)、講義&実習(7/9)、研究室ゼミ・3年生ゼミ(7/10)、林野庁挨拶回りと現地検討会説明(7/11:東京)、来客(7/12)、イノベーション役員会テニュア教員立会(7/16)、研究室ゼミ・3年生ゼミ(7/17)、PCT出願ヒアリング、(7/18)、革新的技術開発事業 設計会議(7/22:東京)、講義・実習(7/23)、研究室ゼミ・3年生ゼミ(7/24)山岳科学研究拠点教員会議(7/26)オープンキャンパス(7/27)、イノベーション会議来客(大貫君)(7/29)、講義&実習(7/30)、研究室ゼミ・3年生ゼミ(7/31)
    ※ 
    定例食事会(中華料理:7/18)


    6月 
    次世代森林産業展2019で展示と報告会、林業白書で掲載、講義と実習の工夫

    3年生歓迎会と定例食事会 
    (6/27)
    3年生の歓迎会を焼肉食べ放題の"カルビ大将"で行いました。
    Welcome to our Laboratory and enjoy us. 前列3年生(宮島希実、中川真海、御園大輔)。合気道やワンゲルの部活やサークル活動に熱心な学生達です。彼らの個性を活かしながら新たなスマート精密林業の人材育成です。胃袋の大きい男子学生と違うテーブルで食事ができて良かったです。

    次世代森林産業展2019 ICTスマート精密林業報告会と林業イノベ研究成果の展示
    次世代森林産業展2019大会(8/1-3:長野市ビッグハット)で開催
    2年に1回開催している国際森林展
    1)ICTスマート精密林業報告会 8月2日 1000-1630 
       レーザセンシングのスマート精密林業の報告、森林ビジネスの新市場創出 パネルディスカッションを企画。
    2)出展社検索 信州大学計測・計画学研究室と精密林業計測[株]、ICTスマート精密林業コンソーシアムで林業イノベーションに関する研究成果の展示を行います。会場でみなさまとお会いするのを楽しみにしております。

    森林・林業白書 イノベーション取組みで紹介されました 

    平成30年度版森林林業白書6/7に公表となりました。
    序文(はじめに)から第1章、産業としての林業イノベーションの必要性が多く謳われています。
    2節 林業経営体が行うイノベーションに向けた取組 
    P20 北信州森林組合の取組みと支援する信州大学が紹介されています。

    専攻演習での現場訪問
     研究室希望の3年生を引率し、現場担当者から直接話しを伺うことで、森林・林業の現状と課題について学ぶ機会です。卒業研究のシーズ探索、将来、林野庁、自治体や林業事業体への就職など地域貢献できる視野をもってもらいたいと考えています。 令和元年は連携自治体や共同研究でお世話になっている中信森林管理署(5/27)、長野県林業総合センター(6/3)、北信州森林組合(6/10)、伊那市役所(6/24)を訪問します。当日、よろしくお願いします

    6月行事
    :イノベ―ション会議、長野県林業総合センター訪問(6/3)授業:森林情報論(2限)、森林計測・GIS演習3~5限)(6/4)、研究室ゼミ、3年生ゼミ(6/5)、JSI・内閣府・林野庁(6/7-8)、家族第一主義(6/9)、北信州森林組合訪問(学バス20名:6/10)、授業(6/11)、文科省Desighn-i、3年生ゼミ(6/12)、毎日新聞取材、研究室ゼミ(6/13)、イノベーション会議・教授会議(6/17)、講義&実習(6/18)、研究室ゼミ・3年生ゼミ(6/19)、ICTスマート精密林業報告会事前担当者会議(6/19-21:内閣府、林野庁、住友商事)、イノベーション会議伊那市役所農林部訪問(6/24)、講義&実習(6/25)、研究室ゼミ・3年生ゼミ(6/26)

    ※ 3年生歓迎会と定例食事会 カルビ大将(6/27:伊那市役所前)

  • 5月 スマ―ト林業ワークショップ、タスクフォースNAGANO総会 

    魅力ある授業に向けて 林業先進国に学び、日本林業のあるべき針路を考える 
     
    昨年度から「座学で眠くならないように映像や最新のスマート精密林業情報を"見える化"で紹介してください」との受講学生の要望を受け、授業改善をしています。講義90分の後半30分をフィンランド、ニュージーランド、カナダのレーザ計測、海外スマート林業の動向、スマート精密林業「長野モデル」の特別講演の要約、国際学会や海外訪問地の現地写真からビデオ画像作成、YouTubeで見どころを紹介しています。授業準備に時間を要しますが、学生の反応(魅力的な林業について知らないことを学び、驚く)は上々です。「当該分野では日本最先端でオンリーワンの講義内容です」と学生に伝えています(5/24)。

    研究室志望の学生3名内定
     
    5月連休明けに加藤研究室を希望する3年生、定員3名が内定しました。男子1名と女子2名。久しく男組でしたので、女子が入ることで明るく清潔になると思います。
     自民党の令和時代・経済成長戦略より、「ICTや自動化機械等の活用で、若者や女性にとって魅力ある林業現場の実現」。林業現場の"キツイ、危険、高コスト"から、手間のかかる森林情報の収集や造林に当たり航空レーザ計測やドローン、自動・遠隔操作の林業機械等を活用し、ICTを使った生産性向上を図ることで、若者や女性にとって魅力ある産業への転換を図る」 賛同します。働く人が減少する日本で、林業先進国で行われている生産性向上のための技術開発やオートメイション化された安全で効率的な作業仕組み、勤勉で優秀な組織力をもつ日本もできると思います。追いつき追い越したいものです(5/20)。

    革新的技術開発事業(地域プロ)のレーザ計測実施 北信森林管理署

     今年度の目玉取組みとして、林野庁から期待されていた国有林でスマート精密林業を実施します。北信州森林組合入札地の北信森林管理署管内木島平村カヤノ平のカラマツ林(列状間伐)とスギ林(定性間伐)の実証地で、ドローンと地上レーザの組合せによる樹冠(樹高)から地上の幹情報のレーザ計測を実施しました。加藤研究室で開発した新技術『森林の地上から空までの完璧3D森林レーザデータから伐採前の材の品等区分解析』を行います。収穫作業時のIoTハーベスタの採材・品等区分と突合することで、レーザ計測から森林資源量だけでなく、質(品等)を精密に計測をできることを証明します。現場から期待の大きい技術です。
     現地に向かう途中の初夏の北信州の景色、志賀高原スキー場、澄んだ青空とブナ林と残雪のコントラストなど信州の素晴らしい自然景観を堪能しました。国有林の観光資源は豊富だと思いました。対応いただいた北信署の中嶋署長・岩塚調整官と森組の堀澤課長にはタイトな日程調整を御願いし、大変お世話になりました。参加された東京よりお越しの関係者(産業総合研究所AIセンター、アジア航測、住友商事、Ace-1等)の皆様も満足して帰路されたと推察します。お礼申し上げます。前泊はいつもの角間温泉で山菜料理と地酒でくつろぎました。研究室の男子学生の食欲には驚かされました。個性をある原石群で、期待できます(5/14-15)

    UAV Lidarワークショップ

     毎年実施している株式会社みるくるとのUAV(ドローン)レーザ計測(Lidar)のワークショップを農学部25番講義室で開催します。新型の固定翼UAVのデモ飛行も計画しています。
    日時:令和元年5月13日(月)~14日(火)
    場所:信州大学農学部(伊那キャンパス)講義棟 25番講義室
    参集範囲:UAVLidarのユーザー、関心者     
    主催:株式会社みるくる 後援:国立大学法人信州大学農学部

    スマート林業タスクフォースNAGANO年次総会

    「スマート林業タスクフォースNAGANO」協議会は、信州大学、長野県、市町村、林業事業体、事業推進のための企業など47者で構成されており、信州大学を核にした全国トップレベルの知見(レーザセンシングによる精密林業コンソーシアム)と開発技術を活かし、先進技術の導入支援による、経営の効率化と生産性の向上を図るとともに、需給マッチングによる木材流通の円滑化を図るシステムの構築を長野県内で進めるため、平成30年2月23日に設立し、平成30年度から事業を開始しています。令和元年の事業業を計画的・効率的に実施し、スマート林業の普及、活用を推進し、併せて会員の参画拡大を図るため、次のとおり「スマート林業報告会」を開催します。
    日時:令和元年5月10日(金) 午後1時から午後3時
    場所:信州大学農学部(伊那キャンパス)講義棟 26番講義室
    参集範囲:県内の森林組合等の林業事業体、自治体(林業関係)、既協議会構成員、報道関係者
           約100名(既協議会構成員、県関係者、今後の協議会参加希望者等、国関係者等
    主催:スマート林業タスクフォースNAGANO 共催:国立大学法人信州大学、長野県

    田舎ぐらし
     ゴールデンウィークの田舎ぐらしは忙しい。庭仕事(剪定や植替え)、畑仕事(野菜苗の植え付けと種まき)、家まわりの草取り、大きくなった生垣のイチイや大木のカエデ類の伐倒と枝払い、タラノメやウドの山菜取り、薪小屋の補修と来冬の薪づくり、妻の数多の要望に対応する家の修繕作業などです。大変ですが、確認しながらモノが良くなっていくので、実は楽しいものです。
     普段、見ているアルプスの景色、最近は日の出が5時前と早くなりました。アルプスの3千mの山並み、天竜川、河岸段丘と伊那谷の景色は、お気に入りです。夕方からポツポツと家や街灯の灯りがともり、高遠町と伊那市街を走る車のライトも良く見えます。帰省した東京暮らしの次女が一言「田舎だぁ」。そうです。ここは田舎です。大きな変化もなく、昔からの景色と人の作業や生物との共生の暮らしが続いています。薪ストーブの煙やバーベキュ―の匂いなど隣近所を気にすることもありません。ツバメが飛んでいる澄んだ青空の下、両手を合わせて感謝しています。乾杯!

    地方に住む生き方と目標
     地方にある自然豊かな森林と農村を守る仕事をして、家族や友人たちとの時間を大切にしながら人間らしい生活を過ごす。
     地方の若者や学生は職が無いと都会に出てしまうが、田舎にある山林を生かせば雇用の場ができる。成長産業だと示せれば人も集まるので、林業を活性化し、信州や全国の田舎を元気にしたいと考えています。


    楽しみ
     学業以外にも学生たちと伊那の暮らしを楽しむ機会として、定例食事会(伊那市近郊で毎月:自己負担半額)を行うことにしました。山登りやスキー、温泉、自然一杯の中で友人たちと趣味を満喫してほしいと思います。Let's enjoy.
     食事会の下調べで、
    信大農学部卒業生が農学部から徒歩圏内に開店した伊那の地ビール(伊那デイズ ブルーイング)に妻と誕生日に行きました。4種類の地ビールを飲み、歓談しました。田舎の景観で、喧騒から離れてほっとする場でした(5/2)。
    フィンランド最先端レーザ研究所のHyyppa所長(信大特別特任教授)と同じ誕生日で、お互い驚いたものです。外国人研究者と誕生日のメール交換、レーザ研究の恩人です。 Happy Birthday You too Juha.

    5月行事:イノベ―ション会議、来客対応(5/1)Happy Birthday(5/2)、授業再開:森林情報論(2限)、森林計測・GIS演習(3~5限)(5/7)、来客対応、研究室ゼミ(5/8)、テニュア審査(5/9)、スマート林業タスクフォースNAGANO年次総会(5/10)UAV LIDAR講習会みるくる社(5/13-14:農学部)、北信州ドローンレーザ空撮(5/14-15:角間温泉)、森林資源学特論(5/16)、文科省予算打合せ、森林コース2年生歓迎会(5/17)、イノベーション会議、教授会議(5/20)、講義&実習(5/21)、研究室ゼミ(5/22)、中部森林学会理事会(5/24:名古屋大学)、最先端研究特別講義_全学博士課程対象(5/25:松本1-2限)、文科省予算打合せ、中信森林管理署訪問(5/27)、講義&実習(5/28)、イノベーション会議、研究室ゼミ(5/29)、試験研究打合せ(5/30-31)
    定例食事会(伊那デイズ ブルーイング:5/31)
  • 4月 授業開始 

    新聞報道
     ドローンで松くい虫被害調査 長野日報4月24日
     伐倒駆除が効果的に伊那市対策協議会が報告

    (特集)林業再生データの力 日本経済新聞(全国版)7面 4月21日(日)
    林業のスタートアップ企業として会社概要が紹介されました。
    "支えるのは企業だ。航空測量のアジア航測が軽飛行機から森林にレーザーを照射し、広域で樹木の種類や本数を調査する。それをもとに信州大学発のスタートアップ企業、精密林業計測(長野県南箕輪村)のドローンが精緻なデータをとる。従来、手作業だったデータ収集を効率化した。
     
    写真 精密林業計測(長野県南箕輪村)はドローンがを飛ばして木の種類や本数を計測する "
    スマート林業で北信州森林組合の現地見学会で取材をしていただいた企業報道部の花田記者にお礼申しあげます

    研究室の新メンバーが始動。トウ研究員、竹中君はベンチャー専念、修士1年(岩井、千代西尾、林)、4年生(浦野、中川、藤平)-15:00) 研究室の歓迎会は春日城址公園での花見(4/10:18:00~)

    長野県庁新年度挨拶
    スマート林業タスクフォースNAGANO、新技術紹介を行いました。井出林務部長との記念撮影(4/11)

    4月行事:ガイダンス、イノベーション会議(4/2)、オープンラボ(4/3)、林野庁・内閣府挨拶回り、住友商事(4/5)、諸会議、イノベーション役員会(4/8)、授業開始:森林情報論(2限)、森林計測・GIS演習(3~5限)(4/9)、3年生ガイダンス、研究室ゼミ、歓迎会の花見(4/10)、長野県庁新年度挨拶、工学部AI研究視察(4/11)、イノベーション会議(4/13)、先鋭領域特別講義(4/15)、諸会議(4/18)、諸会議、イノベーション会議(4/22)関係機関ご挨拶(4/24-25)、研究実ゼミ(4/25)、予算打合せ、山岳科学研究機構教員会議(4/26)
    産学連携と地域貢献の技術開発、林業イノベーションを目指します。 

    授業 毎週火曜:森林情報学(2限)、森林計測・GIS演習(3~5限)
        毎週水曜:研究室ゼミ(2限)、専攻演習(月曜5限)

    3月 年度末報告書作成、卒業式、研究充電

    卒業式 3月23日
     研究指導した張桂安(修士2年)、敦見亮太・野川拓馬・千代西尾輔(4年生)の4名が無事に卒業しました。おめでとうございます。学科の謝恩会(13:30-15:00)、研究室の追いコン(17:00~) (3/23)

    130回日本森林学会
    (新潟大学 朱鷺メッセ)3月20-22日 研究発表

     ・加藤正人、LSによるスマート精密林業コンソーシアム、口頭:経営部門
     レーザセンシグによるスマート精密林業技術の実践
    ・トウソウキュウ、加藤正人、口頭:経営部門
     Forest resource interpretation at the individual tree level using a SLAM laser scanning system

    ・千代西尾輔、加藤正人 口頭:経営部門
     普及型ドローンを用いた単木レベルの森林解析・森林情報の可視化、

    ・浦野陽平・中川大人・藤平光希・加藤正人、ポスター:経営部門
     UAVデータを活用した樹種判別 紅葉時期の農学部構内演習林を事例として

    卒業式に向けて 研究指導した学生の卒業式(3/23)です。2月の卒論発表会が終わった後は糸の切れた凧のように就職する学生は最後の学生生活をエンジョイして、研究室には出てきません。人生で稀有な自由時間で、育て仕送りしてしていただいた親御様に感謝しながら楽しんでもらいたいと思います。自分も学生時代の3月、悔いのないように信州岩岳・野沢温泉スキー場で思いっきり滑りました。良い思い出です。(3/14)。

    充電 恒例のフィンランドのHyppa特別客員教員の来日が無くなったので、研究充電をとるようにしています。次年度に向けて健康、体と心のケア、フィンランド人のように家族大切主義を模倣します(3/9)

    3月行事

     来客・イノベーション会議(3/4)、住友商事(3/5)、研究室ゼミ(3/6)、産学連携打合せ(3/7)、来客・イノベーション会議(3/11)、研究室ゼミ(3/13)、来客、テニュア審査(3/15)、予算要求打合せ、関係機関訪問(3/18:東京)、日本森林学会(新潟大学:3/20-22)、卒業式・追いコン(3/23)、研究備品の整理と廃棄(3/25~)、
    革新的技術開発事業成績検討会(3/28:東京)
  • 2月 修論と卒論発表会、年度末の諸会議と報告会、H31予算申請、特許出願、特別講演

    新聞報道(特集)経済最前線
    精密林業計測 竹中悠輝社長 ドローンで森林調査 読売新聞(地域) 2月19日(火)
    会社概要が紹介されました。取材をしていただいた読売新聞長野支局の横山記者にお礼申しあげます。

    国際(PCT)特許出願 JST支援の採択
     審査結果の速報通知「採択」との連絡を受けました。審査会で丁寧な分かりやすい内容にご紹介いただいたJST櫻井特許主任調査員にお礼申し上げます(2/14)。
    発明の名称:森林資源情報算定方法及び森林資源情報算定装置
    出願番号 :特願2018-076426
    国際(PCT)出願:JST支援の採択 2019年2月14日
    内容:ドローンによる階層別の樹高算定方法による1本単位での精密な森林資源推定方法が評価されました。JSTからアジアを含めた海外展開を具体化するように条件をいただきました。スギ、マツ、スプルース、カラマツ等の針葉樹人工林の精密な森林資源把握が可能です。

    特許出願
     スマート精密林業の現場実用技術の一つ、ドローンによる伐採木の確認方法と装置(プログラム)の出願手続きが完了しました。信州TLOと産学連携室、めぶき特許事務所の皆様に、たいへんお世話になりました。お礼申し上げます。
      出願番号:特願2019-001419
       発明の名称:伐採状況調査用データ作成方法及び伐採状況調査用データ作成装置
      発明者 :加藤正人、トウソウキュウ
       権利所有者:国立大学法人信州大学
       出願者 :めぶき特許事務所

    卒業研究発表会
     修士(張桂安)と学部生(敦見・野川・千代西尾)の発表会や論文作成の学生指導の時期となりました。それぞれが、個性を生かした研究に取り組みました。学部生3人は中部森林学会で一度研究発表しているので、安心して見ることができました。年度末になり報告会や報告書作成になりました。

    平成31年度農水省の競争的技術開発予算に申請
     平成31年度「イノベーション創出強化研究開発推進事業:開発研究ステージのマッチングファンド」に応募申請しました。事務局の本学産学連携(農学部)と参画企業の皆様にお世話になりました。研究代表者としてe-Radで申請し、承認を受けました。お礼申し上げます(2/16)

    ICTスマート精密林材業によるサプライチェーン構築 プラットフォームの設立

     林業成長産業化オープンイノベーション勉強会のメンバーがコアとなり「知」の集積と活用の場、研究開発プラットフォーム(情報産業化ー48)を設立しました。プロデューサーは広い見識を持つ三菱総合研究所 村上常務研究理事になっていただき、管理運営は信州大学農学部が担当します。日本における林業の成長産業化を実現するため、レーザーセンシング、AIおよびICT技術のフロントランナーが結集し、スマート精密林業によるサプライチェーンシステム技術の開発及び全国展開を推進します。

    2月行事
     国際レーザ図化学会・米国写真測量RS学会(デンバーより帰国時に成田空港積雪の影響で上空待機とダイヤ乱れで東京ステイ(2/2)、国有林第2回収穫検討委員会(日本森林林業振興会、2/4)、張桂安修士論文審査会、住友商事来学(2/8)、予算要求打合せ、オープンイノベーション勉強会(2/12-13:東京)、修士論文・卒業研究発表会(2/13)、PCT出願審査委員会(JST、2/14)、「イノベーション創出強化研究開発推進事業」e-RAD申請と承認、張桂安修士論文の学務係提出(2/15)、JAXA先進光学衛星の林業分野の利用検討報告会(御茶ノ水、2/18)、イノベーション会議、株式会社エイム(2/19)、北信州森林組合(2/20)、研究室ゼミ(2/21)、来客・取締役ミーティング、三井住友銀行(2/25)、研究室ゼミ、来客:長野県庁他(2/26)、特別講演 徳島県農林水産技術セミナー「林業の成長産業化とICTスマート精密林業
    (2/27-3/1:徳島)

  • 1月 本年もよろしくお願いします

    盛会のお礼 ご多忙の中、多くの方にご参集いただき有意義なシンポジウムを開催することができました。心よりお礼申し上げます(1/20)。
    林業のICT活用策を探る 信大など都内でシンポ 信濃毎日新聞1月18日。
    日本林業成長産業化シンポジウム「
    ICTスマート精密林材業によるサプライチェーンシステムin東京」 

     プログラム フライヤー 参加申込み 定員350名になり締切りました。

    海外招聘教員のEetu先生とAna先生の最先端 森林レーザ計測研究の最終回を1月10日に行いました。二つの課題(LiDARから森林域の抽出、単木の抽出)を、受講生が2グループに分けて取り組み、英語でプレゼンテーションを行いました。ウィーン工科大学で使用するOPAL等のソフトウエアを使い、結果をまとめ、発表する形式であり、3年生や4年生にとってレベルの高いレポート発表でしたが、お二人の先生からGood, Excelentと褒めていただきました。これからも森林レーザ計測の研究に継続して取り組んでほしいとの要望を受けて、全12回の特別講義を終えました。二人は3ケ月間の信州滞在ですっかり親日家(片言の日本語を話す)になり、1/13にフィンランドに帰国しました。滞在期間中にお世話になった皆様にお礼申し上げます(1/14)。

    新年のご挨拶
    希望のある新しい年が始まりました。今年も諏訪大社上社でお参りしました。
    日本林業の成長産業化に向けて、チーム一丸となって貢献することを、心願成就。
    信州伊那は雪無しで、青空の晴天が続きます。朝晩は寒いですが、皆さまも風邪などひかぬように健康にご留意ください。本年も宜しくお願いいたします。

    新聞報道(特集) 新年の抱負とチャレンジ
    ・新たな時代へ受け継ぐ切り開く ⑤スマート林業 ドローンで生かせ山林 中日新聞 1月6日
     林業成長産業化に向けての取組みや考え方について述べました。中日新聞長野支局 渡邉記者の産業構造変換で林業イノベーションで地方を元気にしたいという取材の思いも伝わっています。お礼申し上げます。

    ・2019年私のチャレンジ ドローンで森林資源を守る 精密林業計測社長 竹中悠輝氏 日本経済新聞 1月5日
      新たな挑戦をし、活躍が期待される20~40代の1人として抱負を述べました


    1月行事:毎週木曜日は研究室ゼミ(1/11、1/19、1/26)
    Eetu先生ゼミ、予算要求打合せ
    (1/7)、林野庁挨拶回り、オープンイノベーション勉強会(1/7-9:東京)、 Eetuファミリーfarewellお茶会(1/9:加藤宅)、森林レーザ計測特別講義(最終回:1/10)、テニュアトラック審査、イノベーション会議、URA工学部来学(1/11)、高主OG来学(1/14)、革新的技術開発事業体系別検討会(1/15:川崎)、ICTスマート精密林材業によるサプライチェーン(1/16-17:東京)、農水省概算要求説明会(1/18:東京)、大学入試センター試験(1/19-20)、教授会(1/21)、国際学会ILMF &ASPRS(1/26-2/1:アメリカ・デンバー)

     

信州大学農学部
森林計測・計画(加藤正人)研究室

〒399-4598
長野県上伊那郡南箕輪村

TEL 0265-77-1642
FAX 0265-77-1642

書籍:森林リモートセンシング
信州大学 信州知の森