[木材加工・流通]




木材の加工・流通 地域材を利用した地元加工施設の連携強化と地域活性化
 今日の木材生産・加工・流通は、大手加工施設を核としてコストの低下を狙った大量生産・垂直連携を基軸に展開されようとしている。しかし、この流れは、山側への圧力が強くなり、場合によっては森林生産の基盤を損なう恐れがあること、生産材が地元を超えて流出することによって、地場産業の衰退を招きかねないこと、買い手市場による材の不当評価と低価格が山元を苦しめる結果になることなど、さまざまな問題点が指摘される。本研究では、森林の健全性の保持と持続可能な経営の実現、地域の地場産業としての木材加工施設の強化のために、新たな枠組みとしての水平連携のあり方を検討している。




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