[森林土壌の物理的特性]




画像の説明 森林土壌における団粒の発達が土壌物理性に及ぼす影響
森林土壌の表層部分には団粒(だんりゅう)と呼ばれる構造が発達します。団粒が発達した土壌は浸透能や透水性が高く、森林の水源涵養機能に大きく影響するとされています。現在、団粒発達と浸透能や透水性といった土壌物理性との定量的関係を明らかにするための研究を行っています。 写真は森林土壌のサンプルを撮影したもので、左側は団粒が発達していない状態(単粒構造)、右側は団粒が発達した状態(団粒構造)です。団粒が発達すると、団粒間に大きな隙間(孔隙)が形成され、ここが水の通り道となって、土壌の浸透能や透水性が高まります。




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