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【サマースクール】【タイ】留学の第一歩

森林・環境共生学コース 部谷 悠理香さん
留学期間:2018年8月12日~2018年8月25日
留学先:タイ メイファーラン大学
   
留学先大学について:

 メイファーラン大学は大学内をシャトルバスで移動するほどとても広大で、緑が多く自然が豊かでした。大学内にドラッグストア、レストラン、コンビニ、いくつもの大きな食堂、落ち着いた雰囲気のカフェなどがありました。このプログラムが開催されている時期はscience dayという小中高生を招いて科学の面白さを伝えるというイベントがありました。9月から大学生になる人たちがグループになり、タイの伝統的・現代的な料理を作り披露していました。まだ入学していない人たちが大学のイベントに参加することが面白いと思いました。大学院生は多国籍でした。このプログラムで大学院生と関わる機会が多かったのでいろいろな国の人と交流できました。

学習面について:

 この2週間では米、パイナップル、お茶について学びました。教室で学ぶのではなくすべて見学や体験でした。田植えをしたり、パイナップルの独特なカットの仕方を学んで体験したり、様々な種類のお茶を飲んだりブレンドしたりしました。ほかにもタイの料理やスイーツをつくったり、美術館に行ったりしました。最後には始めに述べた3つの中から1つ選び、学んだことを生かしそれを向上させたプレゼンテーションをグループで行いました。海外の人のプレゼンテーションの仕方から学ぶことはとても多くありました。英語でのプレゼンテーションは私にとって、難しいことでしたがこのような機会はなかなかないので良い経験でした。

生活について:

 私が泊まったところは大学の敷地内にある寮の二人部屋でした。ホテルのようにきれいで毎日掃除してもらえバスタオルも毎日替えてもらえました。朝食は寮の近くにあるレストランで無料で食べられました。昼食は見学先で作っていただいたり大学の食堂で食べたりしました。夕食は大学院生にレストランに連れて行ってもらうことが多かったです。辛い食べ物が多いですが辛くない食べ物もあります。タイの物価は日本に比べてとても安く、1食約150円で食べることができます。休みの日は吊り橋を渡ったり、きれいな花を見たり、象に乗ったりしました。タイ語は「こんにちは」と「ありがとうございます」が言えれば大丈夫だと思います。タイの方々は大声や大きな音を出さず穏やかで、目が合うと微笑んでくれ、優しい人が多いと感じました。

留学で得たこと:

 私が留学で得たことは多くあります。その中で1つ紹介します。それは英語を積極的に話す大切さです。見学先での説明やタイの方との会話は英語で行いました。初めて話すときは頭の中でこの文法であってるか考えたり、あらかじめ話そうと思っている文を覚えたりしていました。しかし実際話してみるとどんなに正しい文法だとしても発音が違うため一回では伝わりませんでした。中学1年生の単語のレベルの発音ですら自分は正しく言うことができていないのかと、ショックでした。この時、正しい発音で話すことが大切であると感じました。しかし、自分の発音が違うからと言って話すのをやめるのではなく何回聞き直されてもいいやと開き直って話すことを意識しました。伝わったときは英語でのコミュニケーションが取れたことに対する喜びを得ることができました。

後輩へのアドバイス:

 留学に興味があるけど勇気が出ない人、海外の人と交流したい人におすすめのプログラムだと思います。ただの「良い思い出」ではなく悔しい気持ちも含めて「良い経験」で参加してよかったと思いました。留学する前は英語と留学先の文化と日本の文化について勉強しておくと良いと思います。経験値が0より1のほうが良いと思って挑戦してみてはどうですか?皆さんのお役に立てたら嬉しいです。

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