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【海外農学実習】【ネパール】ネパールは楽しい!

植物資源科学コース 福田 遼さん
留学期間:2017年8月13日~2017年8月26日
留学先:ネパール農業研究評議会、トリブバン大学
   
留学先大学について:

 トリブバン大学では農学部の修士2年生の方々と交流した。農学部には正直実験道具が少なく、環境も良いものではないと感じた。また、トリブバン大学では他の国との交換留学制度がなく、生徒もネパール国内からだけであると教えてもらった。しかし実験器具などの環境はあまり良くないものの、そこの生徒たちは勉強に対するハングリー精神が日本よりずっと上であると感じた。そこを見習うべきだと思った。

学習面について:

 ネパールではどのような作物が栽培されているのかなどを学んだ。標高1000mのカトマンズや標高2500mを超えるコバン村やマルファ村などでの栽培作物の違いなどをみた。カトマンズなど標高が低いところではバナナやココナッツなど栽培されており、マルファ村ではリンゴ栽培が盛んであった。

生活について:

 コバン村やマルファ村では電気が止まったり、お湯が出ないことは当たり前のようにあったが、あまり気にならなかった。さらに行く先々で食べた料理は全ておいしく、過ごしやすかった。ネパールの人たちはほんとに笑顔がすてきで、優しい人たちばかりだった。もう一度行ってみたいと思った。

留学で得たこと:

 まず、英語力が上がったと実感した。語彙力はあまり上がってはいないが、自分の知っている単語でコミュニケーションを取る能力が上がったと思う。さらに現地の人々と交流する中で、考え方の違いや文化の違いに驚かされることもあったが、そういう部分も含めて自分の考え方の幅が広がったと思う。農業の部分ではネパールの農業の課題や問題点などを知ることができたし、とてもいい経験になった。

後輩へのアドバイス:

 自分は初めての海外で、英語力などを含め、たくさんの不安を抱えてネパールに行きました。正直楽しみより不安なことの方が多かったです。しかし実際に行ってみると、楽しさの方が強くなるし、色々なことを学んで自分の考え方や価値観が変わると思います。勉強だけでなく人間としても成長することができると思うので、是非行ってみてください。

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