Facebook

平成29年度「高冷地植物生産生態学演習」を実施しました。

お知らせ農場系の実習

農家視察
農家視察
キャベツの収穫
キャベツの収穫
収穫後の圃場管理
収穫後の圃場管理

<演習名>

「高冷地植物生産生態学演習」                    

<実習目的>

農学に関する広い知識・技術および信州の豊かな自然環境を活かした持続的食料生産に関する基礎的知識を修得することを目的とする。また、高冷地野菜と畜産を組み合わせたフィールドを有するAFC野辺山ステーションにおいて、植物生産実習を中心に合宿形式の演習を実施しすることで、「生産現場」を教材にした農業現場や「食」、「環境」に幅広い理解を深め、集団生活を通し豊かな人間性構築を目的とする。

<実施日程>

平成29年8月9日(水)~12日(土) 3泊4日

<実施場所>

農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)野辺山ステーション

<担当教員>

岡部繭子助教、関沼幹夫助手、春日重光教授、荒瀬輝夫准教授、濱野光市教授

<参加人数>

69名(東京農工大学1名、山梨大学2名、名城大学2名、信州大学農学部60名、工学部3名、繊維学部1名)

<スケジュール>

スケジュール.jpg

<概要および成果>

上述のスケジュールに基づき、「高冷地植物生産生態学演習」を実施した。

本演習はとくに植物生産に焦点をあてた演習で、農家視察では作物の生育過程や栽培方法、1日の作業タイムスケジュール等、実際の高冷地農業について具体的に説明して頂いた。JA集荷場見学では、予冷施設の見学に加え、演習で収穫するキャベツがどのように出荷されるのかを理解するとともに、農作物の出荷・流通に関する責任と心構えを学んだ。食品加工実習としては、地粉を使いうどんと長野県の郷土料理であるおやきを作った。野生生物の観察では、野辺山ステーション内で、絶滅危惧種をはじめ野辺山地域で特徴的な植物の観察をした。演習全体を通して、農業を取り巻く厳しい環境や「食」に関する理解をより深めることができた。

<アンケート>

H29「高冷地植物生産生態学演習」受講者アンケート(PDF:443KB)

« 前の記事へ

お知らせ一覧にもどる

次の記事へ »