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総合理工学研究科(修士課程)農学専攻・生命医工学専攻

総合理工学研究科の理念と目標

修士課程を理学、工学、繊維学、農学の4専攻という大きなくくりに改組し、総合理工学研究科が誕生しました。学士から修士課程までの6年一貫教育を充実させることで、大学院授業科目の先取り履修や早期修了を推進します。また、理工農学系の生命医工学分野と、医学保健学系が連携する「生命医工学専攻」を新たに設置しました。
総合理工学研究科についてはこちらをご覧ください。

組織

組織図

学術研究院(農学系)に所属する教員は、農学専攻の4分野(先端生命科学、食品生命科学、生物資源科学、環境共生学分野)、あるいは生命医工学専攻の生命工学分野における教育・研究に携わります。

農学専攻の概要

豊かな人間社会構築のため、農学を基盤とする最先端の生命科学、食品科学、環境科学の教育・研究を行うとともに、医学・工学・理学分野との学際領域を視野に入れた教育・研究を通じて、幅広い基礎学力、実践的技術力と研究開発能力を備えた高度専門技術者を養成し、農学イノベーション創出に資する人材を育成します。

分野

食品生命科学分野

健康長寿社会及び持続可能な社会の実現に向けて、バイオテクノロジーについての幅広い知識と技術をもとに、生命現象の分子レベルでの解明や有用な生物機能の探索、さらには、疾病予防に有効な食資源の機能解析や機能性食品の開発・創製に取り組む人材の養成を行っています。

先端生命科学分野

農学分野における生命科学の急速な発展に対応できる教育研究組織を確立するために、農学のみならず、医学・工学などの学際領域を視野にいれ、動物・植物・微生物・菌類資源の開発、分子構造解析と構造活性相関、ゲノムの発現と機能解析に関する教育研究など、生命科学分野における最先端の教育研究を担っています。

環境共生学分野

信州の豊かな自然環境を生かし、山岳・森林域から農山村・居住域に至る自然環境と人との共生関係を科学的に俯瞰する総合的、かつ持続的な社会の実現に向けた教育研究を「現場主義」教育に基づいて行っています。

生物資源科学分野

人類の食料生産の基礎となる動・植物資源と生産環境について生態学的、生理学的、組織・細胞学的観点から解明を進め、これら生物資源の高度利用とそれに基づく技術開発に関する教育機関を、信州の豊かな自然環境のもとでフィールドワークとラボワークの両面から行っています。

地域共生マネージメントプログラム(社会人向けプログラム)

地域のマネージメント及びイノベーションを担う社会人の方を対象に、農学分野の専門技術者を育成します。修業年限は1年以上2年未満(最短1年で修了が可能)で、修士の学位が修得できます。厚生労働省「専門実践教育訓練給付制度」の指定講座です。

信州フードスペシャリスト育成プログラム(特別の課程/社会人向けプログラム)

食品のモノづくり(食品製造や食品開発)ができる技術者を育成します。総時間数120時間以上(修業期間 1年)の履修証明プログラムです。厚生労働省教育訓練給付制度(一般教育訓練)の指定講座です。

山岳科学教育プログラム

本プログラムは、信州大学・筑波大学・静岡大学・山梨大学の4大学が連携する新たな教育プログラムです。山岳地域を取り巻く環境問題の解決や山岳生態系の持続的管理などに対応できる人材育成を目指しています。修了時には、修士の学位に加え、 山岳科学教育プログラムを修了したことを証明するサーティフィケートを授与します。

ランドスケープ・プランニング・プログラム

地域の持つ自然の特徴及び農林業を始めとする各種産業,インフラ等の土地機能面の分析を行い,それを踏まえた適正な土地や空間の利用計画の立案ができる専門家を育成します。さらに,近年の気候変動に伴う自然災害を軽減する土地利用計画のみならず,平常時の景観的な価値や自然の持つ観光や健康増進,生物多様性の保全からなる複合的な価値を高めるグリーンインフラ等の計画提案に貢献することが出来る人材育成を目的とします。

生命医工学専攻

生命工学分野

農学・工学の学士課程で身につけた基礎的な科学技術の素養に基づき、生命医工学領域で活躍する高度専門職業人、研究開発者等に必要とされる高度な知識や研究手法を身につけることを目標としています。これを達成するため、学士課程において農学分野を学んだ学生には理工学系の基礎科目、工学分野を学んだ学生には医学・生物学の基礎科目の習得に向けたカリキュラムを構成しています。