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松本キャンパス環境学生委員会 赤沢森林保全ボランティアに参加しました

2017年11月30日(木) [活動報告]





  10月14日(土)~15日(日)、地球緑化センター主催の赤沢森林保全ボランティアが木曽福島で行われ、環境学生委員4名が参加しました。私達以外にも、会社のCSR活動や個人のボランティアで全国から人が集まっていました。間伐活動は、長年間伐活動を行っている方から、ノコギリの使い方や間伐する際の木の伐り方などを教わりながら行いました。直径15cmくらいのヒノキでも、ノコギリで伐るのは思ったより難しくて手がすぐに疲れてしまいました。休憩しながら行った結果、間伐した木の本数は3時間で3本という少なさでした。本来は、ノコギリではなくチェーンソーを使うようですが、それでも大変労力のいる作業であることが実感できました。間伐が終わった後の森は、よく陽が入 り、林床が明るくなりました。間伐体験以外にも、木曽の森の勉強会を行いました。木曽にある木の種類や間伐の効果などの他に、木曽のヒノキが伊勢神宮の柱に使われていることなど文化的側面を知ることができました。実際に間伐を行うことで、林業は非常に体力のいる仕事であることや人工林の文化的価値を知ることができました。もっと多 くの人がこのような森林ボランティアに参加し、日本の林業の現状を実感してほしいと思いました。

(松本キャンパス環境学生委員会理学部3年 中城由佳里)