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環境マネジメント全国学生大会

2017年11月02日(木) [活動報告]





  9月13日(水)~14日(木)に岩手大学で第11回環境マネジメント全国学生大会が行われました。これは全国の環境活動を行う大学生が集い、互いの活動報告や情報交換を行い、各団体の新たな課題や活動の可能性を発見し、今後に生かしていくための学生主体の大会です。

  今年の大会は「円滑な活動のための企画・運営を実行していくためには」というテーマで信州大学では全キャンパスで19人の学生が参加し、他参加大学は岩手大学・千葉大学・三重大学・大阪大学・公立鳥取環境大学でした。

  各大学の活動紹介や岩手大学の教授による基調講演や岩手大学の環境活動や歴史を理解するためのキャンパスツア ー、分科会などを行いました。活動紹介では、それぞれの大学でユーモアのある活動、クリエイティブな活動を行っていて、とても参考になりました。基調講演では、「思いを共有する方法とは?」というテーマで、イノベーション思考というシステム思考とデザイン思考を取り入れることで、新しい価値を創造していくという手法で、私達の今後の新たな活動を生み出す上で貴重な講演を聞けました。キャンパスツアーでは、岩手大学が一番力を入れているグリーンカーテンなどを見ました。グリーンカーテンは大きく迫力があり、作るのにいろんな工夫が施されているのを知りました。分科会では、班に分かれて、お互いの活動を紹介しながら、それぞれのテーマの中で意見交換を行い、最後に全体で発表しました。多くの意見が出て、充実した話し合いができました。また、他大学とも 交流を深められ、それぞれの大学で特徴のあるいろんな活動を行っており、私達にとってとても有意義な 2日間を過ごすことができました。

  この大会で参加していたどの大学も環境活動に対して、一人一人が主体的に考えながらしっかり先を見据えて行動していることを強く感じました。信州大学でも今回の大会で得たものを吸収し、環境活動のさらなる発展をしていくために、それぞれが主体的、能動的に環境に向き合い、今後の活動を活性化していく必要があると感じました。このような他大学と活動する機会はなかなかないので、また機会があったら積極的に参加し、さらに連携を深めていければと思いました。この 2日間とても充実した時間を過ごせました。

(松本キャンパス環境学生委員会工学部1年 大嶋一平)