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信州大学環境ISO学生委員会合同合宿を実施しました

2013年09月02日(月) [活動報告]





   6月22日(土)~23日(日)の 2日間、国立信州高
遠青少年自然の家を会場に、信州大学の全キャンパス
に分散する環境ISO学生委員会が 今後の活動について
話し合うとともに、親睦を深めることを目的として、
環境ISO学生委員会全学合宿を実施しました。併せて、
地元の桜守の方のお話を聞くことにより、地元への理
解を深め、自然環境について考える機会も設けました。
 1日目は、国立信州高遠青少年自然の家の研修室を会
場に各キャンパスの活動発表、環境マインド推進セン
ター顧問の北澤先生による講演と各課題について話し
合う分科会を行いました。
各キャンパスの発表は、そのキャンパスだからこそ
できる独自の活動と、各キャンパスでも実施可能な活
動等、とても参考になるものでした。その後 「ISOと
はなにか?」を題目に北澤先生に約1時間ご講演いた
だきました。企業における取組を交えて、わかりやす
くお話してくださり、各々が興味を持って聴講してい
ました。普段から疑問を持ち続けることが大切だとい
うことを学びました。講演後の質疑応答の時間では、
数々の質問で手があがり、とても充実した時間にな
りました。
  次の分科会では、①今後の全学合同でできる活動に
ついての企画・立案②家や大学でできる身近な環境活
動とは③環境活動の効果的な周知方法④子供に環境に
ついて考えさせるためにはどのようなことをすればい
いのかの 4つのテーマについて話し合いました。各分
科会で話し合われたことは、これからの委員会を引っ
張っていく 2年生を中心に発表しました。その後各学
部にまとまり、これからできることを話し合い、全体
で話し合ったことを各学部に持ち帰っていきました。
少々時間が足りなかったようにも感じましたが、とて
も充実した1日目になりました。
    2日目は、高遠城址公園の高遠閣を会場に、桜守の
西村さんにご講演いただきました。桜を中心とした、
桜守、高遠の人々、花見にくる人々との関係性や、桜
がいかに儚い植物かということをお話いただき、色々
な視点から考えさせられました。講演後の質疑応答で
は、質問の嵐。時間がなくなるまでたくさんの参加者
が手を挙げ、西村さんからたくさんのことを教えてい
ただきました。その後、西村さんと一緒に園内を巡り、
桜の生態や管理方法について教えて頂き、桜がいかに
大切にされているかということを参加者全員が実感で
きました。
  この2日間で 各キャンパスの参加者それぞれが繋が
りを作ることができました。これからの 環境ISO学生
委員会が更に良いものになっていければと願っていま
す。今後は 2年生が主体となって活動していくので、
上級生はサポートを行いつつ、これからもより良い活
動を行っていきたいと思います。
  この場をお借りしまして、全学合宿を実施するにあ
たり、ご協力いただきました、教職員の皆さま、桜守
の西村さん、学生委員のみなさんに心より感謝いたし
ます。ありがとうございました。来年の当番キャンパ
スは工学部です。よろしくお願いいたします。
(農学部環境ISO学生委員会委員長 川上)