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2020.01.06 【イベントレポート意識啓発

令和元年度男女共同参画セミナーを開催しました

 令和元年12月16日(月),松本キャンパス旭会館3階大会議室をメイン会場に令和元年度男女共同参画セミナーを開催しました。本学の各キャンパスにも遠隔配信し,97名が参加しました。


 講演に先立ち,濱田州博学長から「本日のご講演を契機として,ジェンダー平等を今一度考えていただき,新たな視点で見直していただければと思います。」との開会挨拶がありました。


 講師には(特活)Gender Action Platform理事,関西学院大学客員教授の大崎 麻子(おおさき あさこ)氏をお招きし,「『女性活躍』の前提条件:ジェンダー平等推進のグローバル潮流」と題し講演が行われました。
 講演では,なぜ世界はジェンダー平等を目指すのか,ということについて「普遍的価値だから」,「経済合理性に叶うから」,「サステナビリティ(持続可能性)に不可欠だから」という3つの観点に沿ってお話しがありました。


 また家庭や職場では男性役割と女性役割,つまり性別役割分業が構造化されており,それを温存したままダイバーシティ・女性活躍を進めると,結果的に女性だけが家庭と仕事を両立することを強化することになるため,女性活躍を推進するためには男性と女性がワークとライフを両立できるようにすることや,性別ではなく適材適所で職務を割り振ることが大切であり,男女が責任を分かち合うことがジェンダー平等を推進していく上で大切であるとのお話しもあり,本学が男女共同参画を推進していくうえで大変参考となる貴重な講演となりました。


 講演後には本学で唯一の女性理事である浜野京理事から,「様々な社会の課題の解決策の一つに,ジェンダー視点を取り込むことが非常に重要だということがよくわかった。信州大学でもジェンダー視点を取り入れたデータに基づいた解決方法を作り,小さいことからも男女一緒になって取組んでいきたい。」との感想がありました。


 最後に武田三男理事から「次世代を担う学生へのジェンダー平等の教育というところで力を発揮していきたい。教職員のジェンダーの障壁は一つ一つ解決していきたい。」とのご挨拶がありました。


 主会場を始め遠隔配信会場にも多くの方にご参加いただき本当にありがとうございました。


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会場の様子

講師:大崎麻子氏

講師:大崎麻子氏

開会のあいさつをする濱田学長

開会のあいさつをする濱田学長

感想を述べられる浜野理事(左)と<br>閉会のあいさつをする武田理事(右)

感想を述べられる浜野理事(左)と
閉会のあいさつをする武田理事(右)

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