ホーム > お知らせ > 【農学部】藤田 智之学部長

お知らせ News

2016.06.03 【インタビュー

【農学部】藤田 智之学部長

平成28年5月19日(木)


農学部・藤田智之学部長に高崎センター長がインタビューしました。


農学部の現状と課題


nougaku-fujita1.JPGのサムネール画像

高崎センター長(以下「高」):4月から学部長ご就任おめでとうございます。農学部は以前より女性教員を増やす取組にご尽力いただいていてありがたいです。女性教員の採用に対する現状や課題をお聞かせいただけますでしょうか。


藤田学部長(以下「藤」):農学部では平成26年に女性限定公募を行っております。その時に3名の方を採用させていただきました。現状では、助教の公募を行っても女性の応募者がほとんどいません。全国的に農学系の女性博士が少なく、他大学との取り合いになり、なかなか優秀な方を採用できないということが課題です。


高:農学部ではテニュア制度により多くの若手研究者を採用して、女性教員が増加しましたが、女性が増えてきたことで、学部内で変わってきたことはありますか。


藤:現在テニュアの女性教員は4名おり、会議等に出席され、男性から見て分からない女性の視点で、いろいろなアイデアを出していただけていると思います。


男性も含めた育児への支援を目指して


高:裾野拡大ということで、女子学生を育てる取組も必要かと思いますが、いかがお考えですか。


藤:現在農学部の修士課程には約3割(42名)、博士課程には約2割(10名)の女子学生がいます。コースによっては、大学院の女子学生比率が増えてきていると思います。残念なことに、本学の博士課程を修了した1名の女性教員が、本年度より他大学に就任しました。現在の制度では計画的な昇進は見込めず、タイミングもありますので、女性教員の確保は非常に難しいところです。また、本学はたこ足キャンパスで、伊那キャンパスから他のキャンパスまで移動するのにとても時間がかかり、子育てと研究の両立が難しくなっています。女性が働きやすい環境にするために、その部分は解決していかなければならないと思います。会議は通常2時から開催し、遅くまでかからないようにしています。特に職員の方が加わる会議は遅くても6時には終わるように配慮しています。伊那キャンパスのある南箕輪村には幼稚園・保育園が整備されていて、子育てに優しい自治体と言われていますので、自治体にも助けていただいて環境を整備したいと思います。育児の支援は、男性教職員も含めて考えていかなければならない課題かと思います。本学は学長からイクボス・温かボス宣言(※)の活動を始めるそうですね。家庭のことは全部奥さん任せという時代から、社会が少しずつ変わってきていることを実感します。


nougaku-fujita2.JPGのサムネール画像


高:現在育児に携わっていらっしゃる先生は農学部にどのくらいいらっしゃいますか。


藤:結構いると思います。私の経験では、子育て経験があるかないかで学生に対する対応も変わってくると思います。男性が育児に参加することで、教員としてプラスになる面があると思います。


高:女性だけでなく、男性が育児に参加しやすい環境づくりもお願いできればと思います。


(※)イクボス・温かボス宣言:長野県連合婦人会の行う、「イクボス・温かボス創出プロジェクト」の取組のひとつ。



農学部の一時保育

高:本年度の大学入試センターや、二次試験が日程の都合上、土日に開催されるということで、子どもをどこに預けようかとお困りの声を聞きましたが、支援等の取組はございますか。

藤:農学部は隔地で教職員数も少ないので、入試の際はほとんど総動員で行っています。一時保育などの支援まで手がまわらない状況です。職員はお互いに協力して子どもを見てもらっているようですが、教員はお互い交流も少なく、家庭の状況も分からない部分があるので難しいです。

高:入学試験の一時保育等でお困りの方は男女共同参画推進センターで応援いたしますので、先生からも会議等の際にお声掛けいただけると幸いです。



男女のバランスを大事にした環境づくりnougaku-fujita3.JPGのサムネール画像

藤:男女が同じように働ける環境づくりには、バランスが重要だと思います。これは、今までなかったものだから、今からつくりましょうということですが、社会が変化しなければなりませんし、農学部からも変えていく必要があると思います。男女は身体的特徴が異なり、役割は完全には平等にはなりません。なので、平等だという意識を強く出しすぎず、相互の特徴を踏まえ、お互いが働きやすい環境をつくるという考え方で、取り組んでいきたいと思います。女性が働けるしくみや環境を先につくったうえで、目標を作ってくべきだと思います。女性が輝いて働ける環境を作っていくということを目指したいと思います。

高:働きやすい環境づくりをお願いします。本日はありがとうございました。

お知らせ
最新のエントリー
スフレ通信NO.27を発行しました!
育児・介護のためのガイドブック(平成29年度改訂版)を作成しました
(県からのお知らせ)「キャリアデザイン基礎講座」受講者募集
(県からのお知らせ)妊娠・出産等に関する相談窓口について
平成29年7月5日
~男女共同参画講座「キャリアビジョンと男女共同参画」にて公開講座を開催~
カテゴリー別に見る
イベント
イベントレポート
インタビュー
おひさま保育園
サイト更新情報
その他お知らせ
公募・支援情報
制度に関するお知らせ
受賞
教職員向けお知らせ
研究補助者制度
月別に見る
RSSを取得
RSSフィード
女性研究者の皆様を支援致します。026-238-4048 お問い合わせ
ページトップへ