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産学連携STEP1 何ができる?

産学連携のメリット

その分野の専門研究者がパートナーとなります

企業が独自で新しい技術や製品やサービスなどの開発を行う場合、材料や設備のほかに必要になるのは「人材」です。専門的なプロジェクトにふさわしい知識や経験をそなえた人材を確保するのは容易なことではありませんが、これができなければコストも時間も無尽蔵にかかってしまいます。

産学連携において大学は、人材という側面で企業の強力なパートナーとなり得ます。
大学教員(研究者)は何といってもその分野の専門家だからです。
この場合の人材とはすなわち知識であり経験であり研究スキルそのものなのです。

大学の研究設備が開発をバックアップします

様々な分野にわたって最先端の研究をしている大学には、分野ごとに充実した設備が完備されています。連携する研究者を通して、そのような設備の活用も連携による研究開発の大きな推進力となります。

公的資金の活用などについて、相談にのることができます

新しい研究開発などには多額の費用が必要になることもありますが、企業と大学が連携する場合は助成金などの制度が活用できるケースが少なくありません。
提携することで、企業と大学は同じ目的を目指すわけですから、資金面についても十分な話し合いをし、低予算でも最大限の効果を上げられるような方法を模索します。

連携解消後もネットワークは残ります

同じテーマに取り組んだ関係者のネットワークは、これも一つの財産です。
多くの場合、情報交換の基点となったり、次へつながる連携に結びついたりと双方にメリットのあるネットワークとして活き続けています。