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UAE大使が信州大COI拠点を訪問 協力の可能性探る

 アラブ首長国連邦(UAE)のカリド・アルアメリ大使ら一行が3月7日、アクア・イノベーション拠点の中核施設である信州大学国際科学イノベーションセンター(AICS)を訪れ、プロジェクト関係者と交流しました。アルアメリ大使は、海水淡水化のコストを減らすアクア・イノベーション拠点の取り組みに関心を持ち、「飲み水の安定確保はわが国にとって優先度の高い課題であり、プロジェクトに期待している」とコメントしています。

 訪れたのは、東京都渋谷区のUAE大使館のアルアメリ大使、オムラン・タリヤム書記官(経済部長)、品川純世さん(教育・文化担当)の三人で、アクア・イノベーション拠点の研究リーダー、遠藤守信特別特任教授、中村宗一郎理事(研究、産学官・社会連携担当)、田中清副学長(国際担当)、半田志郎副学長(工学部長、AICSセンター長)、橋本佳男教授(カーボン科学研究所長)らが出迎えました。

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 AICSの2階にあるオーバル・スタジオで開かれたセッションでは、中村理事の開会あいさつのあと、アルアメリ大使が「アクア・イノベーション拠点は、社会的な利益をもたらす、すばらしいプロジェクトで、訪問の機会を頂けたことに感謝している。これをきっかけに関係を構築し、発展させていきたい」とあいさつ。遠藤守信特別特任教授と三人の研究者から拠点の研究内容の説明を受けたあと、実験室を視察。ランチ・ミーティングも行われました。

 UAEは七つのアラブ首長国から成る連邦で、アブダビの石油産出とドバイの経済発展で有名です。その一方、降水量が少ない砂漠地帯のため、飲み水の確保には苦労しており、すでに海水淡水化設備が複数稼働しています。アクア・イノベーション拠点で革新的な造水・水循環システムが完成すれば、その実用に適した場所の一つになると期待されています。

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