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サウジアラビア文化アタッシェが信州大COIを視察 留学生の派遣を検討へ

サウジアラビア大使館文化部の文化アタッシェ、カーリド・アルファラハン教授が3月29日、信州大学長野(工学)キャンパスの国際科学イノベーションセンター(AICS)を訪問し、研究リーダーの遠藤守信・特別特任教授らと交流しました。同文化部はサウジアラビアからの留学生の支援や文化交流事業などを担当していますが、とくにアクア・イノベーション拠点(COI)の活動に興味を持ち、視察に訪れました。アルファラハン教授は「思った以上にすばらしいプロジェクトで、ぜひサウジアラビアから留学生や研究者を送り、一緒に学んでもらいたい」とコメントしました。

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COI拠点を訪問したのは、アルファラハン教授に加え、マイサラ・アフィーフィー氏(アカデミック課アカデミックアドバイザー)、イマド・バルナーウィ氏(国際交流課チーフアドバイザー)、山縣祐美氏(国際交流課アドバイザー)の計4人です。

午前中のセッションの会場となったAICS・2階のオーバルスタジオでは、山田総一郎理事(総務、環境施設担当)、半田志郎副学長・工学部長・国際科学イノベーションセンター長、田中清副学長・グローバル教育推進センター長ら約15人が出迎えました。

セッションではまず、遠藤特別特任教授とCOI研究員2人がプロジェクトの概要、さらに水環境・土木工学科の吉谷純一教授が日本における水資源管理の取り組みについて説明。AICS・7階と1階の実験室を巡るツアーや、ランチ・ミーティングも行われました。

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サウジアラビアは2016年4月、2030年までの経済改革計画「ビジョン2030」の中で、今後は石油依存型の経済から脱却し、投資収益に基づく国家を建設していくことなどを明らかにしています。アルファラハン教授によると、サウジアラビアは、石油・エネルギー▽再生可能エネルギー▽海水淡水化――の三つを重点分野と位置づけ、日本との協力強化のため、サウジアラビアからの留学生を大幅に増やす計画で、「海水淡水化の分野で信州大は有力な受け入れ先の一つと考える。サウジ政府機関や学生が信大を選ぶことができるよう、文化部としてもサポートしたい」と話しました。