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初めての「技術交流会2015」が開催されました

信州大学アクア・イノベーション拠点(COI)の成果を早期に実用化することを目指し、プロジェクト側と県内企業が交流する「技術交流会2015」が12月9日、中核拠点の信州大学国際科学イノベーションセンターで開かれました。交流会は、プロジェクトの成果が発表される中で、さまざまな実用化の可能性を早期に探るために初めて企画されたもので、県内外から25社の企業が出席し、関係者を含めて約90人が交流しました。
 
上田新次郎プロジェクトリーダー(日立製作所インフラシステム社技術最高顧問)、遠藤守信研究リーダー(信州大学特別特任教授)のあいさつに続き、日立製作所インフラシステム社CTO(最高技術責任者)の都築浩一氏が「分離技術の食品関連産業への応用について」と題して基調講演。ドイツの小規模企業が開発した膜蒸留(MD)法という方法を紹介し、「食品関連産業の分離技術に適しており、「長野県の地域特性を生かし、濃縮果汁やワイン、お菓子などの商品で付加価値を出せる可能性がある」と呼びかけました。

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さらに、プロジェクト側から「膨張黒鉛による油分選択吸着技術」(遠藤特任教授)▼「表面重合プロセスによる分離機能膜の実現」(木村睦教授)▼「無機結晶材料による選択的イオン吸着技術」(手嶋勝弥教授)の三つの成果が紹介され、2階展示フロアに設置された21企業のブース前で、研究者と出展企業の担当者が、共同開発や実用化に向けた話し合いを行いました。

技術交流会の模様は、12月10日付の日本経済新聞朝刊、信濃毎日新聞朝刊などに報道されました。

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