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避難・行動マニュアル【学生編】

1.日常からの安全対策

地震等の自然災害は,突然発生し,建築物の倒壊,家具等の落下・転倒など物的被害とそれに基づく人的被害などの直接被害だけでなく,火災等による間接的な被害も起こるため,これらの災害の発生を最小限に留めるためには,日常からの備えが必要です。

(1)一般的な安全対策

  • あらかじめ,学内(本学からの配布物),自宅周辺(自治体のホームページ等)の避難場所を確認しておく。
  • 消火器,火災報知器等の使用方法や設置場所などを確認しておく。
  • 夜間の避難に備えて,居住する部屋に懐中電灯を用意する,又は小型のライトを携行することが望ましい。
  • 冬期における避難時の防寒対策のため,防寒シート(新聞紙による代替も可能)の常備・携行が望ましい。

(2)アパート・学生寮等での安全対策等

  • 就寝の位置は,なるべく窓際(窓ガラス)や,転倒,崩落の可能性がある家具等から離す。
  • 窓ガラス等は破損して散乱する危険性があるので,就寝時は障子戸・カーテン等を閉め,上履きを身近におく。
  • 日頃から,使用しないときはガスの元栓を閉めておく。
  • 居室の戸締まりや,ガス,電気等の火気の始末には十分留意する。
  • たこ足配線はせず,常にコンセントの周囲を清掃し,埃等を取り除く。
  • 自宅に給水用のポリタンク(バケツにビニール袋で代用も可)や3日分以上の水,食料を準備しておく。
  • お風呂の残り湯を貯めておき,火災時の消火や断水時のトイレのタンクへの給水に利用する。

(3)教室・実験室等での安全対策

  • 通路が塞がれる場合を想定し,建物から退避するための複数の避難経路を確認しておく。
  • 実験室等の室内を整理整頓し,安全な避難路を平素から確保しておく。

2.災害発生後の安全対策

地震による強い揺れを感じた場合,あわてず冷静に次のように各自で対処する。また,地震規模が【震度6弱以上】の場合は,安否等の情報を教職員に連絡する。

(1)災害発生直後の対応(学内)

  • 講義室,実験室,実習室等で授業中の場合は,教員の指示に従って,速やかに机の下等に身体(特に頭部)を隠す,または,カバン等で頭を守る。
  • ドアを開けて非常脱出口を確保する。
  • 倒れた書庫等の下敷きになっている人はいないかなど,周囲の人の安全を確認する。
  • 強い余震が発生する可能性もあることから,あわてて外に飛び出さない。
  • 実験室等で火気等を使用中の場合は,直ちに火を消すなどの安全措置を講じる。
  • 廊下を通行中の場合は,破損した窓ガラスなどに注意するとともに,壁の近くに身を寄せ,安全を確保する。
  • 渡り廊下または階段を通行中の場合は,天井等が落下するおそれがあるので,速やかにそこから離れ,近くの安全な場所に退避する。
  • 体育館にいる場合は,壁に身を寄せ,落下物に注意する。
  • 売店等にいる場合は,物品及びガラス等の飛散に注意し,店員の指示に従う。
  • 野外にいる場合は,速やかに建物,高い壁,階段,送電線等から離れ,最寄りの避難場所や屋外の開けた場所で身の安全を確保する。
  • エレベーターの中にいる場合,全ての階のボタンを押し,停止した階で降りる。閉じ込められたら,非常ボタンを押して救助を待つ。(救出されるまで長時間を要する可能性もあるので,体力を消耗しないように努める。)
  • 負傷者や救助を必要とする人がいる場合は,周りの状況を慎重に判断し,救助する。
  • 付近に人がいる場合は応援を求める。
  • 隣の教室,部屋等で救助を求めている人はいないか確認する。
  • 障害を持つ人,負傷した人など自力で避難できない人はいないか確認する。

(2)災害発生直後の対応(学外)

  • まずは,学内の行動を参考にして,その場で身の安全を確保する。
  • 自動車,バイク,自転車を運転中の場合には,ゆっくりと道路の左側に寄せて停車する。(エンジンを切る。)自動車,バイクから離れて避難する際は,連絡先のメモを残し,キーはつけたまま,車検証を持って安全な場所へ避難する。
  • 本学以外の施設において災害が発生した場合は,当該施設の職員の誘導等に従う。

(3)避難するときの注意

  • 地震の揺れが収まったら,教職員の指示に従い,速やかに部局が指定する避難場所に避難する。
  • 二次災害を防止するため,可能な限り,電源の遮断,ガスの元栓閉鎖等の措置を取る。
  • 壁や建物上方からの落下物(特にガラス等)や足下に十分注意し,カバン,本,ヘルメット等で頭部を守る。
  • エレベーターは使用しない。
  • 傾いた建物・ブロック塀・自動販売機など倒壊の恐れのあるものには近寄らない。
  • 出火時は,姿勢を低くし,ハンカチやタオルを口と鼻に当て,煙を吸わないようにする。
  • 一旦避難したら,教職員から指示があるまでは,建物の中に戻らない。(しばらくの間,建物内に入れない可能性があるので,自宅の鍵,携帯電話,財布,上着(特に冬季は)などを忘れずに身につけて,避難すること。)

(4)屋外に避難した後の対応

  • ブロック塀・自動販売機など倒壊の恐れのあるものには近寄らない。
  • 避難先では,各研究室単位,学部生にあっては各学年単位で集合し,教員又は各学部事務職員による不明者の有無,負傷者の有無等,避難状況の確認を受ける。
  • 負傷した場合や負傷者がいる場合には,教職員に申し出る。
  • 震度5強以下の場合は状況により,震度6弱以上の場合は必ず,本学から学生宛携帯に一斉メールを送信するので,本学へ安否について返信する。または,学部ごとに指定する電話番号に連絡する。(別途,本学による確認を受けた場合には返信,連絡は不要)

(5)その他

  • 停電等からの復旧時の漏電やガス漏れによる火災,水道水の濁りなどが想定されるので,教職員からの指示があるまでは電気,ガス,水道は利用しないようにする。
  • 帰宅が困難となった場合(例えば公共交通機関を通学に利用している場合で片道20㎞以上)には,教職員の指示を受けて,学内の指定された場所に宿泊すること。

避難行動マニュアル【学生編】(PDF:1,061KB)

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