信州大学アドミッション・ポリシー (私たちが求める学生像)
信州の悠久の歴史と文化、豊かな自然環境のもと、地域に根ざし世界に開かれた信州大学は、真理への探究心とチャレンジ精神を培い、高度な専門知識と深い思索力を基にして、課題を探求し解決する能力を備えた人材を育成します。
また、豊かな人間性と広い視野をもち、身につけた知識や技術を人類文化と社会の持続的発展に役立て、世界の平和と自然環境の保全のために活かすことのできる、意欲あふれる若者を育てます。信州大学は、このような教育の理念・目標を実現するために、以下のような資質を備えた人たちを積極的に受け入れます。
- 人間と自然を愛し、人との出会いを通じて学び合おうとする人
- 知的好奇心が旺盛で、課題に向かって主体的に行動できる人
- 多様性を理解し受け入れ,独自性を大切にする人
- 社会・環境・国際問題に関心をもち、世界に貢献したいと考える人
人文学部のアドミッション・ポリシー
人文学部では「実践知」を、その教育目標に掲げています。「実践知」とは、知を運用する力、機動する知であり、現実の社会に働きかける、のびやかで生き生きとした知の力を指します。
人文学部では、教育目標「実践知」を習得するために必要な素養は、人間、社会、歴史、文化、言語、文学、情報などに興味や関心を抱き、それらを探究し表現することに喜びを感じる人であると考えています。
人文学部が行う入学者選抜試験は、受験者がこのような観点を満たす人であるかどうかを判断しています。
大学入学までに身につけておくべき教科・科目
人文学部が行う入学者選抜試験は、受験者が上記「求める学生像」の観点を満たす人であるかどうかをはかるものです。前期日程では、大学入試センター試験で得意な3教科3科目(又は4科目)を選び受験することを可能にしつつ、個別学力検査では特定の教科・科目に限定されない「総合問題」を課しています。また、後期日程では、大学入試センター試験で6教科7科目を課し、総合的な基礎学力を問いつつ、個別学力検査では特に読解力や表現力等を問う「小論文」を課しています。
従って、前期日程・後期日程とも、特定の教科・科目に偏ることなく、高校までに学習するすべての教科と科目についての基礎知識を習得しておくことが必要です。
教育学部のアドミッション・ポリシー
信州大学教育学部は、学部の基本理念や教育目標に基づき、次のような力を備えた学生を求めています。
- 明日の教育を担う専門的知識や教養を身につけるために十分な基礎的学力
- 豊かな人間性や実践的指導力を養うために不可欠なコミュニケーション能力
- 教育者として社会の発展に寄与しようとする強い意志と教育への強い関心
- 他者との協調性と他者への思いやりの心
教育学部には、学校教育教員養成課程、特別支援学校教員養成課程、生涯スポーツ課程、教育カウンセリング課程の4つの課程があり、これら課程の理念・目標に応じて求める学生像があります。したがって、入学者選抜試験の実施方法にもその特徴が現れています。
大学入学時までに身につけておくべき教科・科目等の内容
特に義務教育機関の教員は、各教科に対する得手、不得手を超えて、各教科にわたる広い教養と学力を身につけていることが求められています。このため、教育学部では、高等学校において、教科の学習を通して、次のような学力を身につけておくことを望みます。
| 教科 | 身につけておくべき内容 |
| 国語 | 国語を的確に理解し、国語で効果的に伝え合うための思考力・判断力・表現力 また、現代文、古文、漢文における確かな知識・理解 |
| 地理歴史 | 各科目における基礎的な知識及び多面的・多角的な見方や考え方 |
| 公民 | |
| 数学 | 基礎的な知識と技能、及び基本的な数学的思考方法 特に数学及び理科の教員免許取得希望者については、「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学Ⅲ」、「数学A」、「数学B」、「数学C」の個々の項目の内容の理解 |
| 理科 | 各科目における基礎的な知識 特に理科の教員免許取得希望者については、「物理Ⅰ及びⅡ」、「化学Ⅰ及びⅡ」、「生物Ⅰ及びⅡ」、「地学Ⅰ及びⅡ」から2科目以上の修得・個々の項目の内容の理解 |
| 外国語 | 目的に応じて情報や考えなどを正確に理解したり表現したりする英語によるコミュニケーション能力 |
| 情報 | 情報処理における基礎的な知識と技能 |
| 家庭 | 家庭生活全般に関する基礎的な知識と技能 |
| 音楽 | 基礎的な音楽的表現力 特に音楽の教員免許取得希望者については、読譜力及び聴音能力 |
| 美術 | 基礎的な造形能力及び想像力、構想力、創造力、鑑賞力 |
| 保健体育 | 体育やスポーツに対する意欲、基本的な運動能力 特に保健体育の教員免許取得希望者・スポーツ指導者を目指す学生においては、多様なスポーツを経験するための運動技能と基礎的体力 |
経済学部のアドミッション・ポリシー
信州大学経済学部は、学部の基本理念・教育目標に基づき、次のような意欲を持った学生諸君を求めています。
- 経済と社会のあり方や、それが直面する諸問題に幅広い関心を抱き、ものごとの本質をとらえようとする意欲をもつ人
- たゆまぬ探究心をもって知性を磨き、かたよらない視点から問題解決をめざす意欲をもつ人
- 自分の考えを練り上げ、明晰な表現を通じ説得する能力を身につけようとする意欲をもつ人
- 他者への思いやりと社会における公正を大切にし、自立した社会人として職業を通じ社会に貢献しようとする強い意志をもつ人
大学入学までに身につけておくべき教科・科目
資料を読み解き、考えを表現するとともに他者との円滑なコミュニケーションを図るために、一定の読書量を通して国語の能力を十分身につけておくことが必要です。
同様な意味で、国内にとどまらない活動のために、英語の能力も必要とされます。
数学は、社会科学の諸現象の数理的解析のために必要です。また、法学も含めた論理的思考の基礎ともなる科目ですので、基本的な内容とその応用力を身につけてください。
また、新聞・ニュース報道等を通じて、経済学部が対象としている社会の諸問題に関心を持つとともに、これらを探究するための基礎としての科目、例えば地理歴史・公民なども学んで入学することを希望します。
理学部のアドミッション・ポリシー
信州大学理学部は、学部の基本理念・教育目標に基づき、次のような意欲を持った学生を求めています。
- 自らの目標を定め、積極的に学ぼうと努力する人
- 自然を愛し、自然との共生を実践しようと考える人
- 自然界の多種多様な現象に対する知的好奇心や探究心が旺盛な人
- 専門分野を越えた広くかつ長期的な視野で、人類社会に貢献したいと考える人
- 大学入学前の高等学校の課程等を能動的に幅広く学び、国語、外国語、数学、理科、地理歴史、公民で学習したことを身に付けている人
| 学科 | 十分な学習が望まれる教科・科目等 |
| 数理・自然情報科学科 | 数学(Ⅲ、Cまで) |
| 物理科学科 | 物理、数学(Ⅲ、Cまで) |
| 化学科 | 化学、物理、数学(Ⅲ、Cまで) |
| 地質科学科 | 理科(物理、化学、生物、地学など)から2科目以上 |
| 生物科学科 | 生物 |
| 物質循環学科 | 理科(物理、化学、生物、地学)から2科目以上 |
医学部医学科のアドミッション・ポリシー
信州大学医学部医学科ではこんな人を求めています。
- 医師となることについて明確な目的意識を持っていること
- 医学を学んでゆくにあたって必要な基礎学力があること
- 医師となるのにふさわしい協調性、決断力、積極性を持っていること
- 病める人を救う情熱、思いやりと奉仕の心、倫理観を持っていること
上記を満たすために、高等学校では以下の科目を身につけていることが望まれます。
- 数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cについての十分な知識・技能と数学的思考
- 理科:物理、化学、生物、地学についての基礎的知識と科学的な思考力
- 地理歴史、公民:世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治経済についての基礎的知識と社会的素養
- 国語:十分な読解力、思考力、表現力
- 英語:十分な読解力、表現力、会話能力
- 特別活動及び課外活動を通じた自主的、協調的な態度や思いやりと奉仕の心
医学部保健学科のアドミッション・ポリシー
保健学科は専門性の異なる看護学専攻、検査技術科学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻で構成されています。
保健・医療においては専門性を追求するだけでなく、刻々と変化していく社会情勢や科学に対応し、様々な職種間の連携をとることが必要 です。
このため、保健学科は、次のような資質を備えた学生を強く望んでいます。
- ”人”に深い関心と思いやりを持ちうる人
- 絶え間なく進歩する科学を理解・適用していくための基礎学力と論理的能力のある人
- 社会に対し積極的に関わり、専門職としての役割を果たそうとする意欲のある人
保健学科に入学するまでに学んできてほしいこと
保健・医療・福祉領域における医療職者の役割は、拡大し、多様化してきました。医療職者には、人間の命の尊さを真摯に理解し、人を思いやる心をもち、幅広い基礎知識と応用力、たゆみない探究心により、社会に対しても積極的に関わり役割を果たそうとする意欲を持つことが求められます。
このため、保健学科に入学するまでに高等学校等において次のようなことを身につけていることが望まれます。
- 国語・英語に関しては、基礎的な読解力・表現力・コミュニケーション能力・論理的思考力
- 数学に関しては、「数学Ⅰ」、「数学Ⅱ」、「数学A」、「数学B」の知識と論理的思考方法
- 理科に関しては、「物理」、「化学」、「生物」の基礎的な知識と科学的に探究する姿勢
- 地理歴史・公民に関しては、刻々と変化していく社会情勢に対応していくための基礎知識と応用力
- 特別活動及び課外活動等を通した自主的、協調的な態度や思いやりと奉仕の心
工学部のアドミッション・ポリシー
信州大学工学部は、学部の基本理念・教育目標に基づき、次のような意欲を持った学生を求めています。
- 向上心があり、自ら考え行動することができる人
- 数学、物理学、化学、語学などの基礎を身につけている人
- 科学や技術に関わるさまざまな現象に興味があり、それらの原理や応用について関心を持っている人
- 高度な科学や技術の発展に興味をもち、それを学びたいと考えている人
- 実験や実習、講義、さらには研究に積極的に参加して行動できる人
- 将来、工学に関わる技術者、研究者として社会をリードするとともに、その技術と知識をもって社会に貢献する意欲を持つ人
- 科学技術・工学の発展が社会にもたらす影響について十分に考え、社会および自然環境に配慮した「人にやさしいものづくり」を目指す人
高等学校で履修すべき教科・科目
各高等学校が定める教育課程表に従い、すべての教科・科目について、大学入学後の勉学に支障をきたさない程度に履修していることが望まれます。特に、工学部での授業内容を理解するために不可欠な教科である数学、理科、英語に関しては、下記の科目の内容を理解していることが望まれます。
- 普通科の場合
数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C
理科:物理Ⅰ、物理Ⅱ、化学Ⅰ、化学Ⅱ
英語:英語Ⅰ、英語Ⅱ、オーラルコミュニケーション、リーディング、ライティング - 普通科以外の場合
各高等学校の教育課程表に従い履修可能な数学、理科、英語に関するできるだけ多くの科目
農学部のアドミッション・ポリシー
自然と人が共生する持続的社会の創造を目指す人を求めています。
食料生産、持続的農林業、森林と田園環境の保全、生命現象、食と健康に関わる課題探究に意欲的に取り組み、「食と緑」の科学を展開して社会に貢献する熱意ある人を歓迎します。
※食料生産科学科及び応用生命科学科については、入学前に化学及び生物を十分に学習しておくことが望まれます。
森林科学科については、入学前に数学Ⅱを十分に学習しておくことが望まれます。また、入学後の学修・研究の目標設定のため、理科及び地理歴史・公民について総合的に学習しておくことが望まれます。
繊維学部のアドミッション・ポリシー
繊維学部では次のような学生を求めます。
- 高い志を持ち、現代の多様な学問分野を融合した学際領域的な科学技術を学ぶことに強い関心を持つ学生
- 明確な目的意識と強い勉学意欲を持ち、進化する科学技術に対応するように、より高い専門的・実践的能力を得ることを目指していく学生
- 地域社会や国際社会に貢献するために必要な、豊かな教養と人間性を高めようとする意欲を持った学生
大学入学までに身につけておくべき教科・科目
各高等学校が定める教育課程表に従い、国語、外国語、数学、理科、地理歴史、公民等、すべての教科・科目について、大学入学後の勉学に支障をきたさない程度に履修していることが望まれます。特に、繊維学部での授業内容を理解するために不可欠な教科である数学及び理科に関しては、下記の科目の内容を理解していることが望まれます。
- 普通科の場合
- 普通科以外の場合




